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【梅雨に入るこの時期に】カフェで読みたいおすすめの本3選

entertainment | 2017.6.6

 

暑い夏を前にして、今年も梅雨がいよいよ到来。雨の日がつづくと、外に出る気も起きなくなって、なにをしようか迷っちゃう。そんな日だってありますよね。今回はそんなあなたに、Boy.編集部がおすすめする、うっとうしい梅雨の時期に読みたい本を3本ご紹介。

普段は本を読まないって人も、読み始めると止まらなくなってしまうこと、間違いなし!

 
 

1.藝人春秋(著:水道橋博士)

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インテリ芸人として知られる水道橋博士が14人の著名人について書いたエッセイで、松本人志や甲本ヒロトの知られざるエピソードをかいま見ることができる。私の心に残った言葉を少しだけご紹介。

 
 

「中学時代、ラジオからビートルズが流れてきたからロックをはじめた!」
「中学時代、ラジオからビートたけしが流れてきたから芸人をはじめた!」

 
 

甲本ヒロトの章で書かれていた言葉。2人の共通点が見えてくる。何事にも始まりがあるけれど、ほんの一瞬で心動かされロックスターや芸人になる覚悟を決めた彼らの言葉は、読者の心にも響くに決まってる。

 
 

「師匠、ビートたけしに対しては、芸人のキャリアを重ねるうちに、もはや憧憬を通り越し、自分が目標とすることすら恐れ多いことを何度となく悟った。」

 
 

水道橋博士が30代の時に芸人としての自分に気づいたときの言葉。ビートたけしの元で弟子として、どれだけ悩み、芸人としての人生を歩んできたのかが伝わってくる。最後のあとがきで、オードリー若林は、博士と自分を重ねあわせ、

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「物語の大きい小さいじゃない。他人の物語か、自分の物語かなのである。英雄でも武将でもないことを思い知った後、自分の物語が始まる。」

 
 

と書き残している。

 
 

芸人という職業に対するそれぞれの覚悟ってすごい。ときに自虐し、恥ずかしい自分をさらけ出してまでも、見る人を笑わせるその度胸。そこに至るまでの覚悟は、見る人の想像を絶するものだ。

Boy.編集部としては、博士の文章の巧みさに圧倒された。funnyだけではなく、interestingな笑いで、一気に最後まで読んでしまった。現在の水道橋博士は、『藝人春秋2』を執筆中とのこと。うーん、楽しみ!
『藝人春秋1』を読みながら、期待を膨らませようじゃないか。

 
 

2.グミ・チョコレート・パイン(著:大槻ケンヂ)

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銀杏BOYZのアルバム、『DOOR』に収録されている、『十七歳(cutie girls don’t love me and punk.)』のなかで、

 
 

“あいつらが簡単にやっちまう、30回のセックスよりも、グミ・チョコレート・パインを青春時代に1回読むってことの方が、僕にとっては価値があるのさ”

 
 

と歌っているのを、聞いたことがある人もいるはず。

 
 

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バンドやカルト映画が大好きで、他の同級生とは違うと自負しているが、実際はイケてない普通の高校生賢三。自分たちはすごいんだということを証明するために仲間とバンドを組むが、歌詞を書くことができない日々が続く。大好きな女の子とも距離を縮めることができず、もがき苦しむけど、自分自身を見つけるために一生懸命生きる賢三の青春ストーリー。

 
 

誰もが一度は感じたことがあるはずのモヤモヤ感に共感しっぱなし!
自分を周りと比べながら、焦って、悩んで、大人になっていく賢三にページをめくる手が止まらない。3部作でもあっという間に読めちゃう作品。賢三の趣味がとても好みで、この本に登場する映画や音楽を探し回ったのが私の青春時代。

大学生だからこそ、この本を読んで、大人になってしまう前に自分自身を見つめ直してみよう。

 
 

3.奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべてを狂わせるガール(著:渋谷直角)

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最後は漫画も。今秋公開する映画『奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール』の原作。奥田民生に憧れる雑誌編集者の青年が、恋に、仕事に、奮闘しながらも、大人の男性になっていくヒューマンストーリー。

新たな挑戦の連続にもがき苦しみながらも、すべての経験が、自分自身を成長させてくれると教えてくれる笑いと感動の一冊。

ラブストーリーの結末が衝撃的すぎて、思わず、「えー!」と声をあげてしまった。作者の渋谷直角も最後にちょっとだけ登場するんだけど、主人公が渋谷直角に対して、皮肉なコメントをいうのもまた笑える。
梅雨のうっとうしさを吹っ飛ばしてくれる最高のエンターテイメント。必読デス。

 
 

まとめ

 
 

本は、自分の人生では体験することができない経験を、数百円で味わうことができる素敵なもの。本を読むことで、架空、生死を問わず様々な人に出会うことができる。
ミステリーでも、純文学でも、ビジネス書でもなんでもいい。「この一冊が、この一言が人生を変えた」と言えるような出会いを探して、本を読み続けよう。