【人生を変えるかもしれない映画に出会いたい。】~僕が厳選した4本の映画~

entertainment | 2017.10.7

映画を見るということ

出典元 shutterstock.com

 

みなさんはどういったときに映画を見ますか? 何の気なしにテレビを回していたら、たまたま、チャンネルが合ってしまったので惰性で見ようと。最近、なぜか爆発的にヒットしていてみんなが見に行っているから私も見ようと。ホラー映画なんかでいえば、苦手なんだけど無性に見たくなるときがありませんか? 

今回、僕がご紹介するのは、「今の僕を形作る映画」。高校時代に、僕には悶々としていた時期があり、勉強にも集中できず色恋沙汰にも興味がなかった僕は、何かに熱中できるものを探そうといろいろなものに手を出しました。そのうちの「映画」。映画を見まくった! というわけではないですが、是非みなさんにも見て欲しいです。 




①:言の葉の庭(新海誠)

 

 

 

 

昨夏、大ブレークを果たした「君の名は。」の監督、「新海誠」の作品「言の葉の庭」。作品のあらすじを少しご紹介します。

 

”靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。

六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。”

 

ーhttp://www.kotonohanoniwa.jp/page/product.htmlより

 

深海作品の醍醐味といえば、なんといっても圧倒的な映像美にあると思います。この作品を見るまで僕は、アニメーション映画の雑さ、というか三次元とは離れすぎた二次元感があまり好きではなかったのですが、この「言の葉の庭」は、破格の美しさを有していて、例えば、風に揺れる葉っぱの活き活きとした生き物らしさ、夏の日の太陽によって熱せられたアスファルト表面にできる陽炎、舞台となった新宿御苑を忠実に再現しているなどとにかく圧巻です。

それと、この作品の第三の主役とも言っていい「雨」。二人の逢瀬は雨によってもたらされるのですが、雨の降るシーンがよく出てくるのですが、そこにどんよりとしたマイナスのイメージはまったくなく、雨を待つ登場人物の気持ちに感情移入してしまいます。この映画を見た後、普段なら鬱陶しいと思ってしまう雨のことを好きになってしまうはずです! 

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②:海がきこえる(スタジオジブリ)

 

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「好きなジブリ作品をひとつ教えてください。」と質問されて、この「海がきこえる」を上げる人は少ないと思います。そもそもこんな作品あったんだ、初めて名前を聞いた、という人が多数な気がします。この「海がきこえる」という作品はジブリ作品には珍しい、青春恋愛映画。ジブリで青春恋愛映画といえば「耳をすませば」ですよね。それではあらすじをご紹介します。

 

”東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた。だが里伽子は高知の大学に行ったのではなかったのか。高知へと向かう飛行機の中で、拓の思いは自然と里伽子と出会ったあの2年前の夏の日へと戻っていった。
―里伽子は勉強もスポーツも万能の美人。その里伽子に、親友の松野が惹かれていることを知った拓の心境は複雑だった。拓にとって里伽子は親友の片思いの相手という、ただそれだけの存在だった。それだけで終わるはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは…”

 

 

 

この映画は、1993年にテレビで放映されました。映画館上映はなかったんですね。この作品を知らない人が多いというのも頷けます。いまから、20数年前の映画ということで、映像は古いし、登場人物たちの格好も、東京の街並みも確かに時代を感じます。でも、そこの褪せた部分というのもこの作品の魅力の一つであって、僕を虜にした要因でもあります。
それから、この作品の舞台は主に高知です。主人公たちの高校時代は高知県で営まれています。そして主人公たちの使う土佐弁がなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。東京から高知に引っ越してきた里伽子も作品中で、「土佐弁のイントネーションて、ちょっと時代劇みたいね。ほら、坂本龍馬なんかがでてくる幕末の」と拓に言っています。東京で生まれ育った里伽子にとって土佐弁は目新しいものだったことでしょう。東京で育ったシティガール、里伽子と、地方の高知で育った純朴な拓。対照的なこの二人の物語を是非見てください。

 

 


③:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(岩井俊二)

 

今、上映中のアニメーション映画「打ち上げ花火、下から見るか?横からみるか?」ではなく、その原作となった作品を紹介します。アニメーションとほぼストーリは同じなのですが多少ちがいがあるのが原作です。原作は、映画ではなくフジテレビの長編ドラマとして映画監督デビュー前の岩井俊二監督が描き下ろした作品です。その作品の完成度の高さから、日本映画監督協会新人賞を受賞し、「岩井俊二」の名を一躍轟かせた作品です。
あらすじをご紹介します。

小学6年の主人公・典道、祐介、純一らは、打ち上げ花火を横から見ると丸いのか平べったいのかという素朴な疑問を抱き、花火大会の夜に近くの灯台に行き実際に打ち上げ花火を横から見ることを計画する。一方、同級生のなずなはその日、典道と祐介のどちらか50メートル競泳で勝った方と駆け落ちしようとするが・・・。

小学生の恋愛事なんて…。大きくなってしまったら、なんだか思い出すと恥ずかしくなってしまうくらい純であったし、少し目が合っただけで意識してしまい、席替えで気になるあの子と、となりの席になった日には浮かれてしまっていたあの頃。そんな懐かしい日々を思い出せさせてくれた映画でした。この映画で起こるようなことは自分には起きなかったものの、なんだか懐かしく、もどかしくなってしまいます。是非見てみてください!
 

打ち上げ花火 出典元 www.toho.co.jp
 

先程述べた通り、この作品のアニメーションが現在映画館で公開中です。ストーリーの若干の違いはあるものの、監督は物語シリーズで有名な新房昭之氏。脚本は『モテキ』、『バクマン。』を手掛けた、大根仁氏。声優陣には、広瀬すず、菅田将暉、宮野真守と豪華な俳優・声優を迎えています。僕はまだ見に行ってないので今度行ってきます!
 

 

 


④:リリイ・シュシュのすべて(岩井俊二)

 

lily 出典元 iwaiff.com


またもや岩井俊二監督の作品です。『リリイ・シュシュのすべて』という作品。まずはあらすじを紹介します。


ある地方都市に住む14歳の蓮見雄一は、家庭問題や学校でのいじめに、陰鬱とした日々を送っていた。そんな彼の心の寄りどころは、カリスマ女性シンガーのリリイ・シュシュと、自ら主宰するファンサイト「リリフィリア」の中だけだった。雄一がリリイのファンになったのは一年前。中学生になって親しくなった、優等生の星野修介に教えてもらったのがきっかけだった。しかしやがて星野は豹変し、いじめのリーダー格として君臨する。雄一やクラスメートの久野陽子を標的にし、津田詩織を自殺にまで追い込んでしまう。次第にエスカレートしていく星野の行動。そしてリリイのコンサート会場で、その事件は起きたのだ。

「思春期を迎えた若者の、どうしようもない心のやりようを描いていて、とても共感できますよ。」とは簡単に語りたくないこの作品。確かに、登場人物たちは若者ばかりで十代の複雑な心のあり方について書かれてはいると思いますが、この映画を見終わったとき、すごく深く考え込んでしまうはずです。何についてかは人それぞれだと思います。僕も、ちょうど高校時代の大事なテストの時期にこの作品を見てしまい、勉強が手につかなかったのを覚えています。それだけ、深く自分の中で整理するのにとても時間がかかります。でもすごく味わい深くて、何かをその作品から得るという、映画らしい楽しみ方が出来ると思います。
 


まとめ


いかがでしたか?気になる作品はありましたか?映画には作り手に込められた強いメッセージと同時に、受けての自由な解釈とで成り立っているものだ僕は思います。自分のお気に入りの作品を見つけて、一生の宝物にしてみてはいかがですか?