【3日間限定】学生2人が開くポップアップストア「古着屋」に迫る

fashion | 2017.9.23

古着好きな学生2人が開くポップアップストア

古着はブランドモノのように大量生産されず、世界にたった一つしかない服。デザインは同じだけれど、色落ちや穴あきによって、その服唯一の”アジ”がでて、その良さが光りだす。

そんな古着に興味を持ち、古着の町”高円寺”にポップアップストアを出す学生がいます。

今回、9月30日(土)から10月2日(月)の3日間限定でオープンされるポップアップストア「古着屋」にて販売を行うのが、東京モード学園ファッションビジネス学科の2年生、塚田 光(ツカダ ヒカル)さんと川越 尚輝(カワゴエ ナオキ)さんのお2人。

ポップアップストアのオープンに先駆け、どうして古着屋を開こうと思ったのか、”古着”に対してどう考えているのかといった彼らの考え方に迫ってきました。

写真左:川越 尚輝さん、写真右:塚田 光さん

お2人の話

——本日はよろしくお願いします。早速ですが、いつ頃から古着が好きなんですか?

塚田さん 小学生のときから好きでした。当時、「モテたい!」と強く思っていたんですけど、顔では勝負できないと思い服に対して興味を持つようになりました。

——なるほど(笑)。小学生とは早いですね!そこから、どういう段階を経て今にいたるのでしょうか?

塚田さん 中学生になったときに、小学生のときしていた格好が恥ずかしくなったんですよね。コーディネートの系統を変えてハイブランド寄りになって、そしたら当たり前ですけどお金が足りなくなりました。

着たい服を着れなくなって寂しくて。そのときちょうど買い物へ行ったら、古着を見つけて。そこで一気にハマりました。

僕は茨城出身なんですけど、当時茨城には古着屋があまりなくて、毎回東京に出て買い物をしてましたね。東京に出るときもお金がなかったので、友達の家族の会社でアルバイトをさせてもらってお小遣い稼ぎをしたり。

——茨城には古着屋がなかったんですね…。川越さんはいつからですか?

川越さん 僕は中学生の頃ですね。兄貴から影響を受けました。そのときはB-boyみたいな、大きめの服をよく着ていましたね。

当時長崎に住んでいたんですけど、みなと祭りという地域の祭りに、ティンバーランドのブーツとエビスのカモメジーンズ、大きめのトップスっていうコーディネートをしていったら、ヤンキーに絡まれました。それ以来、大きい服は着れなくなりましたね(笑)

——ヤンキーが絡むほど目立っていたんですね(笑)。今着ているその服も目立ってます。

川越さん そうですね。もともと僕自身昔の音楽が好きで。特に「19(ジューク)」がすごい好きです。今着ているジャージが「19」のケンジさんが着ていた服で、5年間探しまくって見つけました。

19歳のときにちょうどこのジャージを手に入れることができて嬉しかったです。大事なことがある日には絶対この服を着ますね。

——取材の日に着ていただき嬉しい限りです。アーティストの服にインスピレーションを受けたんですか?

川越さん そうです! 「Dragon Ash(ドラゴン アッシュ)」とか、「Rize(ライズ)」、「リップスライム」の時代服がカッコいいと思って、インスピレーションを受けた服を自分でアレンジしたり、コーディネートしたりしてました。

「BOON(ブーン)」という90年代の雑誌があるんですけど、その雑誌がすごく好きで、ストリートスナップを参考にしたりしていましたね。ヴィンテージのスケートファッションを極めた先輩たちからも、かなり影響を受けました。

出典元 magnifonline.net

ポップアップストア「古着屋」の話

——なんで古着のポップアップストアを始めようと?

川越さん 光が高円寺に貸し店舗があると教えてくれて、古着屋を出してみたいと思いました。2人のスタイルの共通点はいくつかありますが、系統が全然違うので面白く、幅広く展開することが出来ると思いました。

——こういう発想は学生にはあまりないですよね。

川越さん そうですね。正直自信がありました。光がいてこその自信ですが(笑)。自信もありましたけど、やらなければならないとも。失敗はできないですよね…頑張ります!

——良い自信です! 塚田さんはどうして始めようと?

塚田さん もともと、人にスタイリングすることが好きでしたし得意でした。だから、将来自分の古着屋を開きたいと考えるようになってきて、経験としてバイトからやろうと思ったんですけど、10ヶ所くらい落ちちゃって…(笑)。そういうのもあって自分でやってみたいなと思い、ポップアップストアを出すことになりました。

——古着のポップアップストアの準備は、全部お2人で?

川越さん そんなことありません。いろんな方々に手伝ってもらいました。お互いの行きつけの古着屋さんにフライヤーを出させてもらったり、ディスプレイの仕方などを教えてもらったり、レジを貸してもらったりと、いろいろと手伝っていただきました。

手伝って下さった方々には、本当に感謝しきれません。ただ、什器(商品を陳列するための器具)は自分たちで作る予定なんで大変ですけどね(笑)

塚田さん 確かに。あとは学園の先生たちにも感謝ですね。

——学園の先生たちには何か手伝ってもらったのですか?

塚田さん 古着のポップアップストアを開くと決めたときにも相談に乗って下さいましたし、「得意なスタイリングを活かしたい」と相談したら快く乗って下さり、学園内で尚輝と古着を使ったコーディネートのファッションショーを行わせていただくことになりました。

——ファッションショーをやるなんて、すごく貴重な経験ですね!

塚田さん 本当に嬉しいです。しかも、ポップアップストアのオープン前という大変良い時期に行わせていただけるので、感謝しきれません。

学園内で古着の良さを伝えられると思い、すごくうれしいです。これを機に、みんなに古着を好きになってもらいたいですね。

——古着の良さをアピールして、たくさんの人に来てもらいたいものですね。では、「古着屋」ではどんな服を売る感じですか?

川越さん 若者向けなアイテムを売るつもりです。また、僕たちの好きな服を売ります。
塚田さん その他にも、リメイクした商品も並べていきます。

——営業時間が11時から24時までですが、夜遅くまでオープンする理由は?

塚田さん そうですね、たくさんの友人に来てもらいたくて、遅い時間までオープンしています。いろいろな方々と繋がりたいものですね。初めて来られる方にも「楽しい! 来てよかった!」と思えるものを見せたいです。

いろんな方に手伝ってもらったので、3日間頑張ります!

——最後に。お2人にとって、「カッコいい」とは?

川越さん やってなさそうに見えても、ちゃんとやってる人! 中身がカッコいいと思います。

塚田さん やりたいことをやっている人です!

普段から面白いポーズを取ることが多いお2人。取材が楽しかったことは言うまでもありません。

|古着屋の詳細情報

住所 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3丁目23-10
営業時間 11:00〜24:00 
営業日 9月30日(土)〜10月2日(月) 
HP・SNS 古着屋 インスタグラム

3日間の古着屋祭に足を運ぼう

90年代の面白い服や自分たちの好きな服、原宿系の服など幅広く、誰でも見て楽しめる面白い古着屋です。どんなアイテムが売られるのか、詳しく知りたい方は、ぜひインスタグラムを覗いてみましょう。アカウントはこちら@furugiya7days

服の情報だけでなく、彼らについても詳しく知ることができます(写真から分かるように面白い方々です)。お店に行けば、きっと2人が楽しく自慢の服たちを紹介してくれるでしょう。

みなさんも、足を運んでみてはいかがでしょうか?

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