アパレルの仕事を始めたい人必見!!VMDとは

fashion | 2017.11.27

出典元 www.shutterstock.com

皆さんが普段、何気なく見ているものには、様々な仕掛けがあります。
Boy.ではこれから少しだけアパレル業界の専門的な物事について触れていきたいと思います。
VMDという言葉をご存知ですか?
アパレル関係の仕事をしている人はご存知の人も多いと思いますが、
普段、何気なく見ているお店のほとんどはVMDに基づいて作られています。
外資系のブランド、最近では日本のブランドでもVMDチームが各店舗にでき、重要な役割を担っています。

VMDは、1940年代にアメリカで発祥したと言われています。
そして、市場に商品が満ち溢れ、ただ商品を並べれば売れる時代が終わったことにより、1970年代後半のアメリカのデパートで本格的にVMDが採用されました。
そうした背景があり、日本でもVMDが導入され、百貨店で洋服を買うのがトレンドの時代を迎えます。
VMDはVP、PP、IPという3つの要素によって構成されています。
それを少し説明していきたいと思います。

VP

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VPとはビジュアルプレゼンテーションと呼ばれ、お店の最も伝えたいイメージをお客様に向け発信する場になります。
主にショーウインドーやポスターなどがこれにあたります。
マネキン、セールのポスターを見て、お店に入るといったことがあるように、通行人をお客様に変えることができる唯一の場所です。
つまり、ここで、お店の前を通る人をハッとするような良いものが作れなければ、ただの通行人で終わってしまうのです。
VPには、お店の沢山の苦労が詰まっています。
私自身も店舗でVMDをしていた時、ここに1番苦労した思い出があります。
何十体もあるマネキンの着せつけやトレンド情報の発信、使う色の選定や客層に合わせた商品のコーディネートあげたらキリがありません。
もの凄く労力を使う場所です。
VPを作るのが上手くいかずに何度も泣かされました。
何せ他店との差別化を図ることができ、通行人をお客様に変えることが出来る唯一の場所である為、手を抜くことは出来ないからです。
VPで、お店に興味を持ってもらい、お客様を引きつけることが出来れば、一気に店内に誘導することができます。

PP

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お客様が店内に入ったあとに、効果を発揮するのがPPと呼ばれる場所になります。
PPは、ポイント・オブ・セールスプレゼンテーションと呼ばれ、店内でお客様にイメージを提案する場で、様々な商品の組み合わせを提案します。
半身トルソーと呼ばれる上半身だけのマネキンや上に飾ってあるディスプレイがそれにあたります。
一昔前は、キレイめ、ストリート、モードなどと言ったように、このお店ならこのイメージというものが決まっていましたが、ファストファッションの登場により、店内にはキレイめ、カジュアルからストリート、モードに至るまで、様々なテイストのアイテムが並ぶようになりました。
ファストファッションは、確かに労働面などで重大な問題があり、改善しなくてはいけない課題も山積みですが、1つのお店で様々なテイストのアイテム、トレンドのアイテムが揃う、これは非常に革新的なことだと思います。
別の回で、ファストファッションにおけるVMDについても話てしていきたいと思います。
話が前後しましたが、PPは店内の商品を提案する場です。

IP

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そして、ここで良いと感じたものをIPで買えることになります。
IPとはアイテムプレゼンテーションの略で、実際に商品を買える場になります。
普段みなさんが商品を手に取れる場所と思って下さい。
ここにも様々な工夫が施されています。
色が自然の流れに沿って置かれていたり、ダウン、チェスターコートなどのアイテムが壁や什器毎に規則的に置かれていたりします。
分かりやすいのが、ユニクロの例ですね。
ユニクロに行けば、みなさんは、目的のアイテムの場所にすぐたどり着けるはずです。
ウルトラライトダウン、ヒートテックなど場所が決まって置かれています。
そこで、商品が色ごとに並んでいます。
お客様のことを考えたもの凄く分かりやすい売場になっています。
また、別のお店では、壁1面にアウター、インナー、パンツ、小物に至るまでのものが置かれ、1人の男の子のクローゼットを意識して作られていたりします。
当たり前のことですが、商品がサイズ順に置かれてもいて、お客様が買いやすいようなレイアウトになっているはずです。

いかがでしたか

このようにVMDは、お客様にとって見やすく、分かりやすく、買いやすいお店を作りあげる為にはなくてはならないものです。
みなさんが普段何気なく、入っているお店では、沢山の工夫がなされています。
そこで、気づいたら商品を手にとっている。
衝動買いは、VMDの仕業かもしれません。
次回は、リアル店舗のあり方についてお話します。
よろしかったらぜひ、ご覧になって下さい。