雑多な東京の中で一息つきたい方へ
「休日何してるの?」
こんな会話、よくしますよね。
明日からこう答えてやりましょう。
「植物園に行きます。」
植物に囲まれているとなんだか身体が癒されて、
精神的にも落ち着くことができますよ。
大人なデートスポットとしても活躍しそうです。
東京都内にもたくさんあるので、今週末は植物園で過ごしてみては?
我々に癒しを与えてくれる愛しい植物園たち
ここからは、東京都内にあるおすすめの植物園を紹介していきます。
●神代植物公園
♦マップ♦
♦概要♦
武蔵野の面影が残る地で、四季折々で景色を楽しめます。
現在、約4800種類、10万本の樹木が植えられています。
植物の知識を得られることはもちろんのこと、
展示会やイベントなども盛んに行われているので、
関心が高まっています。
♦見どころ♦
神代植物公園は、とにかく広いです。
芝生広場や大温室、植物会館まであります。
しかしなんと言っても一番の魅力は
「バラ園」です。
中央の噴水を囲むようにバラが咲き詰められており、
奥には古代ギリシャ建築を思わせるようなレストスペース。
満開の景色は、まるで雲の上にいるかのよう。
このバラ園、
世界バラ連合優秀庭園賞を受賞した経歴の持ち主。
バラフェスタやコンサートなどのイベントも行われることがあります。
春だけではなく秋もバラは見られるのでおすすめ。
他にも、芝生広場にそびえ立つ
シロガネヨシも圧巻。
高さはなんと、約4mにまでのぼります。見頃は秋ですが…
忘れてはならないのが
つつじ園、そして
サクラ園。
斜面にふわっと広がる
つつじ園。
見頃は
4月中旬〜5月中旬です。
65品種もある
サクラ園も同時期に見られます。
3月下旬には
「さくらまつり」もあるので要チェック。
♦カップルのおすすめ熟年度♦
☆☆
バラ園や桜などはありますが、
付き合って間もないとハードルは高そうです。
でも広場で遊んだり軽食をとれるような所もあるので
熟年してなくても大丈夫かも!?
♦インフォメーション♦
開園時間 |
午前9時30分〜午後5時まで(入園は午後4時まで) |
休園日 |
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
入園料 |
一般・大人500円中学生200円(都内在住者は無料)65歳以上250円 |
アクセス |
・京王線「調布」から小田急バス 吉祥寺または三鷹行き「神代植物公園前」下車
・京王線「調布」から京王バス 深大寺行き「神代植物公園前」下車
・JR「三鷹」「吉祥寺」から小田急バス 調布または深大寺行き「神代植物公園前」下車 |
所在地 |
〒182-0017 調布市深大寺元町5-31-10 |
●小石川植物園
♦マップ♦
♦概要♦
「小石川植物園」という名称で親しまれていますが、
本来は
「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」。
東大の実習施設なのです。
また、1684年に徳川が設けた「小石川御薬園」が前身となっており、
歴史が長いことでも世界有数の植物園として知られています。
温室にはいかにも研究所のような場所もあれば、
記念館や博物館など、
歴史を感じさせるものもあります。
♦見どころ♦
単純に美しい景色は植物園としてあるのですが、
小石川植物園では歴史を感じることもできます。
こちらは東京大学総合研究博物館。
旧東京医学校の本館で、東大に関するものの中では一番古い。
様々な展示をしており、建築系が常設されております。
日本庭園も広がっていて、異空間を味わえます。
出典元 柴田記念館
上の写真は
柴田記念館。
大正7年に学士恩賜賞を授与された柴田教授が、
賞金を寄付し建てられたものです。
過去には絵はがき展や写真による懐古展などが開かれました。
春はやっぱり、
サクラや
つつじが綺麗な景色を見せてくれます。
しかし是非一度足を運んで頂きたいのは
温室。
外観はもうハリーポッターのそれそのもの。と言いたくなるような造り。
中では授業が行われそうな雰囲気。
珍しい植物がたくさんなのですが、ただいま工事中で立ち入り禁止…。
他にも、
ニュートンのりんごや、
メンデルの葡萄など、
まさに研究所的な植物も。
♦カップルおすすめ熟年度♦
☆☆☆☆
歴史あるところで非常に落ち着いておりますので、
付き合いたての若いカップルには向かないかもしれません。
マンネリ化してきたカップルには新鮮で良いかも。
♦インフォメーション♦
開園時間 |
午前9時〜午後4時30分(入園は午後4時まで) |
休園日 |
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
入園料 |
大人400円小人130円 |
アクセス |
都営地下鉄三田線 「白山駅」下車 A1出口 徒歩約10分東京メトロ丸ノ内線 「茗荷谷駅」下車 出入口1 徒歩約15分 |
所在地 |
東京都文京区白山3丁目7番1号 |
※駐車場はありませんので車不可です。
●夢の島熱帯植物館
♦概要♦
江東区にある都立夢の島公園の中にある植物園。
暖房や給湯などの必要なエネルギーは、
すべて新江東清掃工場からの高温水でまかなわれています。
ついでに公園で遊んでいくのもアリですね◎
♦見どころ♦
温室ならではの植物が近くにあるので、
森にはない緑の囲まれ方を味わえます。
フルーツがなっていたりします。
ゴレンシの実です。食べないでくださいね。
イベントホールでは、ただいま
カカオ&チョコレート展が開催されています。
チョコレート産業は今注目を浴びている世界問題の一つです。
ここで工程を知っておくのもいいかもしれません。
ハロウィンの時期にはカボチャがゴロゴロと。
夜も綺麗です。
♦カップルのおすすめ熟年度♦
☆
夢の島公園の中にあるので、
公園で遊ぶついでに植物館に訪れるのも良いと思います。
子連れのお客様もいらっしゃるのでデートもしやすいです。
♦インフォメーション♦
開館時間 |
午前9時30分~午後5時(入館は4時まで) |
休館日 |
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
入館料 |
一般250円中学生100円65歳以上120円 |
アクセス |
地下鉄有楽町線(Y24)・JR京葉線・りんかい線「新木場」下車 徒歩15分地下鉄東西線「東陽町」(T14)から都バス「夢の島」下車 徒歩7分 |
所在地 |
東京都江東区夢の島3-2 |
●板橋区立熱帯環境植物館
♦概要♦
東南アジアの熱帯雨林を再現しており、
熱帯の高山地帯のような冷室もあります。
ミニ水族館もあるので、海から山へと、
熱帯雨林に来たかのような体験をすることができます。
近くには公園もあって、水族館もあるので、
デートにはピッタリです。
♦見どころ♦
東南アジアをイメージしてるだけあって、
東南アジアみたいな雰囲気を味わえるところですね。
古民家みたいな建物も、東南アジアっぽいです。
あとはやっぱりバナナですかね。
ただいまバナナ展やってますので是非!
水族館がある植物園も珍しいですよね。
なんと、エイがいます。エイが。
チンアナゴや普通の魚ももちろん泳いでます。
温室ならではのウツボカズラのような植物もございますので、
安心してください。
♦カップルのおすすめ熟年度♦
☆☆☆
中には水族館もありますし、
熱帯なので珍しい植物もあるので、
ちょっと変わったデートがしたくなったらおすすめです。
♦インフォメーション♦
開館時間 |
午前10時〜午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 |
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
入館料 |
大人240円
高校生240円
小・中学生120円
65歳以上120円
未就学児無料 |
アクセス |
都営三田線「高島平駅」下車 東口より徒歩約7分 |
所在地 |
東京都板橋区高島平8-29-2 |
東京の植物園に行ってみましょう!
心安らぎそうなところから、単純に楽しめそうなところまで紹介致しました。
東京都内にあるので昼間などの空いた時間に行きやすいですし、
デートもしやすいのが植物園の特長です。
新しい趣味の発見も期待できるかも。