ティムバートン×ジョニーデップの映画の魅力と白塗りの秘密

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今や安定のタッグ

ティム・バートン監督作品に欠かせない存在となっているジョニー・デップ。 彼の多くの作品にジョニー・デップが主演として起用されています。彼らのファンタジックでありながらもホラー的な世界観は他にはありません。 ジョニーの白塗りメイクや共演者について、 彼らの作品を順に見ながら魅力の秘密を探っていきます。

ティム・バートンって何者?

まずはティム・バートン監督がどのような人物なのか明らかにしたいと思います。 クルクルでボザボザの頭にグレーの髭。サングラスをかけていることが多いです。 彼は映画監督としてだけではなく、アニメーターとしても名を馳せている芸術家です。 なんだか目に馴染む作風ではありませんか? 彼は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の作者でもあるのです。 ディズニーの元で働いていたという経験もあり、アニメーターとしての才能が映画にも活かされたのだと思います。絵本作家としても活動しています。

映画作品一覧

ティム・バートン監督/ジョニー・デップ主演の映画を、時系列に沿って軽く紹介していきます。 まずは一番古いものから。ここが彼らの起源です。

●シザーハンズ(1990)

おそらく多くの方がご覧になったことがあるのではないでしょうか。 人造人間として作られたエドワードですが、手だけがハサミのまま発明家は死んでしまいました。そんな彼の悲しい現実を描きます。 人なのかそうでないのかという狭間を演じるジョニーと、現実と非現実が交錯するファンタジーな世界観。独特な世界の幕開けは大きな反響を呼びました。

●エド・ウッド(1994)

こちらは知らない人も多いのではないでしょうか。史上最低と言われた映画監督を描いた、白黒映画です。 この作品は、アカデミーでメイクアップ賞を受賞しています。 ティム・バートンはエド・ウッドのファンだったとか。

●スリーピー・ホロウ(1999)

彼らの作品の多くでは、ジョニーは風変わりで謎の多そうな役柄を演じていますが、スリーピーホロウでは、正義感溢れる検事の役をしています。 次々と村の人が殺されていき、頭のないという騎士のゴーストの謎を解いていくホラーサスペンス。 物語の世界を感じられるところはさすがはティム・バートンといったところ。

●チャーリーとチョコレート工場(2005)

かの有名なチャーリーとチョコレート工場です。このタイトル、長いのに略されないって珍しいですね。 貧乏な家庭の男の子が、チョコレート工場へのゴールデンチケットを手にし、世界から来た他の4人プラス親たちと工場案内ツアーへ参加するわけですが、工場内は正に子ども夢が詰まった絵本の世界のよう。 美術セットやCGの発展をうまく利用しています。 ここではジョニーはイメージ通りとしての役柄です。

●スウィーニー・トッド(2007)

こちらの作品はチャーリーとチョコレート工場やシザーハンズのような有名ではないかもしれませんが、個人的に好きな1作。 薄暗くて、色味が少ないダークな雰囲気の中、鮮やかな赤い血がとても目立ちます。怖めな昔話のようなCGの使い方やストーリーで、ホラー要素もありつつ楽しみやすいかと思います。 変わったヘアメイクと手さばきで、影の理容師を演じきっています。

●アリス・イン・ワンダーランド

これはまさにお伽話をうまく映像化した一例ですね。現代の技術を駆使してお伽話の実写化に華麗なる成功を遂げました。 同じみの白塗りメイクに派手な色を組み合わせ、想像を超える鮮やかさを出しています。 アリス役のミア・ワシコウスカもかなりかわいいので注目。 そして今年7月には、アリス・イン・ワンダーランド”2”が公開される予定です!

●ダークシャドウ(2012)

日本では未公開のものを除けば最新のものに当たります。 ジョニーデップ演じる主人公は、魔女を失恋させてしまったことからヴァンパイアに。2世紀の時を経て蘇り、当家の復興を目指します。 ジョニーはこちらの作品でも白塗りメイクで普通ではない人間(?)を演じています。コメディ感もあり多くの方にとって観やすいと思います。

●アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅

日本では7/1に公開となります、アリスの2作目です。 ポスターを見ると少し変わったような雰囲気ですが、 このようなシーンを見ると世界観は失われていないようです。 キャストもジョニーデップ、ミアワシコウスカ、アンハサウェイなど、変わらず登場するようです。

ジョニーデップ、白塗りメイクの謎

こうして映画を見ていくと、派手な白塗りメイクが目立ちます。 もちろん監督の世界観に合わせて、普通ではない人を演じたり、ユーモラスにしたりという理由もありますが、ジョニーの経歴に、紐を解くカギがあります。 話はジョニーが芸能界デビューするところまで遡ります。 彼は『21ジャンプストリート』というドラマのヒットで、一躍ティーンのアイドルとして活躍していました。雑誌の表紙を何面も飾り、アイドルとしてのレッテルと貼られていたのです。 それが本当の自分ではないジョニーは憤りを感じていました。 そこで出会ったティム・バートンは彼を見抜き、今までのイメージを打ち破るかのようにして、白塗りと傷のあるメイクで”醜く”見せるアイディアを出します。 これによって自信に満ちた彼は、アイドルの時にはやらなかったような普通の役も演じられるようになりました。色男の役なんかはアイドルのままではできなかったでしょう。 こうしてジョニーデップは大人の俳優として成功を収めました。

欠かすことのできないたった一人の共演者

ジョニーデップとティムバートン、そして彼らの作品たちに触れてきましたが、忘れてはならないものがもう1点あります。 それは、ヘレナ・ボナム=カーターの存在です。 チャーリーとチョコレート工場、スウィーニートッド、アリスインワンダーランド、ダークシャドウの4作品において、立て続けに彼女は共演者として重要な位置にいます。 『スウィーニートッド』が公開される時、彼女はこう語っています。 「私は、デップの双子の片割れみたい。」 彼らは似通っているから、ティム・バートンの世界にピッタリなのです。 2人とも同じようなしかめっ面であり、病的な青白い顔をしています。目も大きく、あのようなメイクも映えます。 > また、演技上の性格も似ているようで、 「徹底的にカモフラージュするのが好きで、素の自分の見せるのが大嫌い」 だそうです。個性的なキャラクターが似ているのですね。

これからの作品にも期待!

ティム・バートンとジョニー・デップの関連、そして白塗りの秘密やヘレナ・ボナム=カーターにも触れ、映画作品を紹介してきました。特に映像美には優れているので、これからの映画界には欠かせない存在であるでしょう。

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