知らなきゃ恥!?イタリアンのカタカナ料理大攻略!
気になるあの子とホテルの最上階でフルコース!…はハードル高すぎ。でも、カジュアルにイタリアンを楽しむデートなら実現できそう。そんなあなたに知っておいて損はしないイタリアンの豆知識をご紹介します。
イタリアンは大好きだけれど、ピンとこないカタカナの料理名もあるはずです。デートの時に赤っ恥をかかないためにも、常識レベルのカタカナ料理名は覚えておきましょう。
今回紹介するのは、ドヤ顔できるような高度な用語ではありません。逆に知らないと彼女に「え…そんなことも知らないの?」と言われない程度の“雑学未満”の知識です。
「アンティパストはいかがなさいますか?」に怯むな
料理をオーダーする時の最初の関門は「アンティパスト」です。結構な確率で店員さんは「アンティパストはいかがなさいますか?」と聞いてくるので、ここで怯むわけにはいきません。
「アンティパスト」は最初にチョロっとつまむお惣菜、つまり「前菜」です。大抵のメニューにはアンティパストのカテゴリーがあるので、いくつか美味しそうな物を見繕っておきましょう。
何を頼むかは好き好きですが、少量のお惣菜を複数頼むケースが多いです。また、アンティパストの中にも謎の料理名が含まれていることが多々ありますが、そこまでは網羅して覚えなくても大丈夫でしょう。わからないものがあったら素直に「これなんですか?」と聞いてみましょう。
名前は派手だがシンプルな料理「アーリオオーリオ」
よく聞く料理名のひとつ「アーリオオーリオ」。にんにくとオリーブオイルを使った料理を「アーリオオーリオ」と呼びます。派手な名前ですが、とってもシンプルな料理です。「アーリオ」が「にんにく」、「オーリオ」が「オリーブオイル」という意味です。
「それってペペロンチーノってこと?」と思うかもしれませんが、「ペペロンチーノ」は「唐辛子」という意味。「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」というのが正しいです。
パスタ料理のイメージがありますが、パスタに限らずにんにくとオリーブオイルを使った料理はアーリオオーリオと呼びます。ブロッコリーやキャベツのアーリオオーリオをパスタだと思って頼んだら炒め物だった、というミスが発生する可能性もあるので、しっかりと確認しておくのが無難です。
「ミートソース」ではなく「ボロネーゼ」
みんな大好きミートソーススパゲッティですが、イタリアンレストランで「ミートソースください」と頼むのはちょっとダサいので気をつけてください。
「ミートソース」ではなく「ボロネーゼ」が正解です。イタリアの地名ボローニアで親しまれている料理で、「ボローニア風」という意味があります。
「ラグーソース」というのもありますが、これは煮込み料理全般を指します。ボロネーゼもラグーソースの一種になります。
「ドルチェはいかがなさいますか?」に怯むな
滞りなく食事を終えたころ、結構な確率で店員さんに「ドルチェはいかがなさいますか?」と聞かれますが、ここで怯むわけにはいきません。
レストランで「ドルチェ」というと「デザート」の意味です。メニューにドルチェのカテゴリがあるはずなので、目星を付けておきましょう。
ドルチェに飲み物を合わせるのもイタリア風です。コーヒーやエスプレッソは言わずもがな甘いものによく合います。
ちょっと冒険するなら、食後酒を飲んでみるのもありです。「グラッパ」や「リモンチェッロ」といった食後酒はアルコール度数が高いので注意が必要ですが、さっぱりとした後味と香りで食後にぴったりです。
重ね重ね注意しますが、油断するとむせるレベルにツーンとくるので気をつけてください。
試される謙虚な態度
予習に予習を重ねてデートでカッコつけるのも重要ですが、イタリア料理には無数にカタカナ料理名が存在するので、全てを覚えるのははっきり言って難しいです。
興味はあるけど知らない料理名があったら、素直に店員さんに質問できる謙虚な姿勢が試されます。知ったかぶりは否が応でも赤っ恥をかくのがイタリアンレストランの怖さでもあります。
お店での態度は彼女からもチェックされるポイントなので、常識はおさえつつ、謙虚な態度を心がけて、良いデートを楽しんでください。