【東京古着屋】時代に合わせたアメカジスタイル 下北沢「SUNNY SIDE UP」

豪太

東京発、今行きたいこだわりの古着屋

今気になる古着屋へ足を運び、お店にまつわるエピソードからファッション観に至るまでをインタビューする企画“東京古着屋”シリーズ。

第2弾の今回、私たちは下北沢の古着屋「SUNNY SIDE UP」さんにお邪魔しました!

皆さんご存知の通りサブカルの街である下北沢は都内有数の古着屋激戦区として知られています。
その中でも必ずと言っていいほど名の挙がる人気店がここ「SUNNY SIDE UP」。
取材時も、平日の昼間にもかかわらず多くのお客さんで賑わっていました。

古着屋としては比較的珍しい女性店長である竹村さんの感性が光る店内は、男女問わず楽しめる品揃えで、ゆっくりと買い物が楽しめそうです。

ひっそりと佇む下北沢の老舗

—本日はよろしくお願いします!
まずはじめに、お店はいつ頃オープンされたんですか?

オープン自体は私が入社するだいぶ前になるんですけど、今月(2018年11月)で16周年を迎えます。
下北沢だったら結構古い方なのかもしれません。

―そんなに前からあったんですね!店名の由来はどこから来ているのでしょうか?

こことは別の職場にオーナーがいまして、そのオーナーが昔からお店を持つときには店名を「SUNNY SIDE UP」にしようと決めていたみたいです。

直訳すると目玉焼きですけど、特に深い意味はなく語呂の良さと響きで決めたんだと思います(笑)。

—店内には若いお客さんが多いようですが、実際どれくらいの年齢層の方がお店に来られますか?

最近は本当に高校生から大学生くらいの若い方が多いですね。
というのも、うちはinstagram をやっているんですけど、そういうのを見て来てくれるのかなぁと思います。(なんとフォロワー2万人越え!)

実際、地方から来たお客さんに聞くと「インスタ見て来ました」と言っていただくこともありがたいことに多くて。
そういった声は素直に嬉しいですし、モチベーションにも繋がっています。

―SNSの影響力って絶大ですよね。
ちなみに、お客さんの男女比はどれくらいですか?

昔は8:2くらいの割合でほとんど男性でしたが、最近は半々になりました。
レディースの商品をほとんど扱っていないのは昔も今も変わらずなんですけど、SNSの影響もあり、女性がメンズ古着を当たり前に着るようになったことが大きな理由だと思います。

―レディースの商品をほとんど取扱っていないとのことですが、小物を中心としたディスプレイから女性も親しみやすい雰囲気を感じます。

そう言っていただけると嬉しいです。
実は、私自身アメトイ(アメリカントイ)が好きなので倉庫から引っ張り出してきてお店に置いています。
売り場づくりに関しては、ただ服を単調に並べるのではなく、立体感を出すことは意識していますね。

時代とニーズに合った柔軟なセレクト

―ここからは“服”に焦点を絞ってお話を伺っていきます。
まず、買い付けの際に意識していることはありますか?

買い付けはオーナーがやっているんですけど、今だったら90sっぽい古着を集めるというように、トレンドは意識しているみたいです。

ただ、ラルフローレンの古着とかは昔からオーナーが好んで集めていまして、そういったトレンドに左右されないスタンダードなモノも扱っています。

―なるほど。今の時期だとどういったアイテムが人気ですか?

今店頭に置いて一番反応があるのはフリースですかね。
一昨年くらいからすごく人気が出てきて、パタゴニアのレトロX(パタゴニアを代表する名作)を筆頭に、ブランド問わず需要が高まっていると思います。
春先まで着られるアイテムなので一枚持っていて損はないですしね。

―確かにフリースは今人気ですよね。ボトムスを合わせるとしたらどんなアイテムがおすすめですか?

難しいですね(笑)。
まぁ人気度で言うと今期は俄然コーデュロイパンツで、特に太畝(うね)のモノが気分なんじゃないかなと思います。
トレンドアイテムを取り入れるだけでグッと今っぽい着こなしができるので、ボトムスで迷っている方には是非おすすめしたいアイテムです。

店長おすすめのコーディネート

インタビューの中で、店長竹村さんおすすめのフリース+コーデュロイパンツを使ったコーディネートを組ませていただきました!(シューズのみ私物)
ということで、使わせていただいたアイテムを簡単にご紹介していきます。

私自身、普段は(特に秋冬は)ダークトーンの服ばかり着ているので、今回のような色味の多いコーディネートには少し抵抗がありましたが、実際に着てみると意外としっくりきました。

まずトップスは外側がナイロン、内側がフリース仕様となっているL.L Beanのジャケット。
防寒具としての性能はもちろん、ブルーともグリーンとも言えない絶妙な色味が魅力的でした。
外側からちらりとのぞく首元のバーガンディも素敵です。

コーデュロイパンツは古着好きなら安心のTOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)のもの。
程よくゆとりのあるシルエットはまさに自分好みでした。
細畝もいいですが、太畝だとより素材感がはっきりと表れるので、秋冬っぽさもグッと増します。

最後に、オーナーさんが好きで集めているというPOLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフローレン)から定番のキャップをチョイス。
ラルフローレンのキャップに関してはカラーもサイズもかなり充実していたので、探している方は是非店頭へ足を運んでみてください。

食わず嫌いになっているジャンルの服も、一度袖を通してみると、「あれ?意外とカッコいい」なんてこともあるかもしれません。
普段は着ないけれどちょっと気になるアイテムがあったら、とりあえず試着してみるのがおすすめです。

とにかく色んな服に触れてほしい

―最後になりますが、読者のみなさんの中には「オシャレになるために何をすれば分からない」という方も多いと思います。
古着屋店長としてオシャレを楽しむ上での、アドバイスはありますか?

私自身の話をすると、若いころはとにかく服を買っていましたね。
でもそうやって多くの服に触れていくうちに、だんだんと自分の好みや自分に合ったスタイルが分かってくるようになってきて、ファッションをより楽しめるようになりました。
なので、私としてはまず“多くの服に触れる”ということを試してみてほしいです。

―質問は以上となります。ありがとうございました!

【編集後記】古着初心者でも安心

今回取材を終えた感想としては、「SUNNY SIDE UP」さんはとにかく居心地がよく、古着屋独特の空気が少し苦手だという方にも是非足を運んで欲しいお店だなと思いました。
(カップルも多かったです!)

また、セレクトに関してもトレンドのアイテムから着回しのきくレギュラーアイテムまで取り揃える充実ぶりで、しかも「このアイテムが、この価格でいいの!?」と思ってしまうほどお財布に優しい価格設定に驚きました。

お金に余裕がないけどオシャレを楽しみたい学生の皆さんにもおすすめですし、下北沢に行く予定のある方は一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な一着が見つかると思いますよ。

取材にご協力していただいた店長の竹村さん、スタッフの皆様、お忙しいところをありがとうございました!

『SUNNY SIDE UP』店舗情報

住所:東京都世田谷区北沢2-25-13 田中ビル2F
営業時間:13:00~20:00
TEL:03-5454-4575

Instagram:@sunny_side_up_shimokitazawa

タグ一覧へ

気軽にコメントをどうぞ

項目は全て入力してください

内容をご確認の上、送信してください。