【鬱系サブカル漫画】浅野いにおの描く、儚くも美しい作品一覧

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「浅野いにお」の描く作品とは?

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浅野いにおという人物の名を耳にしたことはありませんか?彼の作品はヴィレッジヴァンガードとかTSUTAYAのサブカルなマンガが集まった所にあります。

おそらくソラニンを知っている方は多くいられると思いますが他の作品を知っているでしょうか?彼を好きな人って作品の内容的に他人にオススメすると人間性を疑われるし、表立って浅野いにお好きなんだと言いづらいのもあり意外と知らない人が多い漫画家さんなんですよね。

浅野いにおの作品は世の中の光のあたらないかなりダークな部分、日常に潜む非日常、複雑な人間関係、気づかないふりをしている不安や絶望感、人に話せない暗い過去など非常に濃く、私たちの心をリアルにエグってくる作品がほとんどで中学生や高校生の多感なうちに読んでしまうと完全に何か大事なものをこじらせます(主観)

素晴らしい世界

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___僕らは不安や不満を抱え、いつか「素晴らしい世界」にたどりつくと夢を見る。

浅野いにお、初連載作。全2巻。ストーリーは、ごく普通の若者のモラトリアムな「日常」に目を向けて描かれています。作者が20歳頃に描いた作品で、われわれBoy.読者と同じ位の年齢ということもあり、何か琴線に触れる箇所があるでしょう。

日常を消費し退屈に過ごす彼らの安い絶望が妙にリアルに感じられ、ただただ救われない気持ちになります。確かに生きるって辛い、どこかに素晴らしい世界があるんじゃないかと少し前向きにも考えさせられる浅くも深い作品です。

ひかりのまち

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__理屈はどうでもいいじゃん、どっちを信じれば幸せな気分になれるかってこと。

素晴らしい世界に続いて読み切りシリーズ第2弾。全9話。新興住宅地、通称「ひかりのまち」に暮らす人々の日常に潜む「闇」を描いた物語。自殺の協力をする男の子や暴行を受けた女の子、輪廻転生に思いを巡らす幼稚園児、重すぎて消化できない位ハードな内容ばかり。

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どこが「ひかりのまち」なんだと思う程、暗く闇が深い。しかしラストには多少救われる小さな希望のひかりがみられ、はっきりとした回答を出さず考えさせられる作品になっています。

虹ヶ原ホログラフ

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__卑怯者の君へ、怠け者の君へ、

__嘘つきの君へ、臆病者の君へ。

きれいなタイトルからは想像できない程、陰鬱な内容。多感な時期に読んではいけないほど闇が深い作品です。物語や登場人物の設定が複雑すぎて曖昧な言葉でしか説明できないのが惜しい。すごく簡単に言うと、多くの登場人物たちの物語が絡まり、ひとつに収束していくといった話。もうお分かりだと思いますが、やっぱり誰も救われません。

読後、世界に絶望し精神が不安定になるほどグロテスクでドロドロした濃すぎる物語に気持ち悪くなり吐きそうになります。なのに何度か読み直さないと理解ができない作品なので本当に難しいです。

ソラニン

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__もう少し時間をください、何か答えが見つかるまでは。

ソラニンは全2巻で単行本の売り上げが50万部を超えている浅野いにおの代表作。自由を求めて会社を辞めた井上芽衣子と、フリーターをしながら不真面目にバンドを続ける種田成男。芽衣子に勇気づけられ本気でバンドに取り組むさなか事故にあってしまいます。遺された恋人や友人たちの人間関係を描いた作品です。

2010年に映画化もされていて宮崎あおいが芽衣子、高良健吾が種田を演じています。原作も映画も心をエグられる等身大でリアルな物語であり、日常にある悲しみと小さな幸せに気づかされ読む者、観る者に響く作品になっています。

次ページに続きます。

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