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【インスタグラマーと、服。】No.05:高原 飛来

instagrammer | 2017.6.23

いま、世の中でホットなワード「インスタグラマー」。トレンドを先駆けて取り入れ、自分なりのこだわりもプラスして日々を楽しむ。そんな彼らのライフスタイルが詰まった投稿は、日本の男の子たちが参考にできるものばかり。

でも僕たちは思った。インスタグラムだけじゃ分からない彼らの魅力って、たくさんあるんじゃないの? そんな1つの疑問から生まれたのが、今回の企画「インスタグラマーと、服」。

彼らなりの「服」や「ライフスタイル」に対する姿勢。いま何を考えているのか。次に何が来ると予想しているのか。インタビューを通して、彼らの魅力に迫ります。

 

第5弾の今回は東京を離れ福岡へ。モードなファッションと世界観のある投稿でフォロワーを増やし続けるインスタグラマー、高原 飛来(タカハラ ヒライ)さんにインタビュー。福岡で活躍する彼の考え方に迫りました。

 

――早速ですが、今日のスタイリングのポイントを教えてください。

トップスは『SHAREEF(シャリーフ)』のもので、個性的なデザインに惹かれました。届いたばかりのお気に入りです。サンダルもデザインと素材に惹かれて今年用に『ORPHIC(オルフィック)』で購入しました。色は黒と青が好きで、よくコーデに取り入れています。好きな色、アイテムにはとことんこだわるようにしていますね。

 

――いつも服を買うときに気にかけていることはありますか?

お店で買うときは必ず試着します。身体が華奢な方なので、少し大きめの服を選ぶようにしてます。好きなセレクトショップは『Proof Of Power(POP)』。『JieDa(ジエダ)』や『licht bestreben(リヒト ベシュトレーベン)』など、好きなブランドを取り扱っているので気に入ってます。

天神(福岡のショッピング街)は大学や住んでいるところから少し遠くて、月4回くらいの頻度で遊びに行きます。気になったものをネットで買うことも多いですね。

Proof Of Power (POP)さん(@pop_fukuoka)がシェアした投稿

 

――いまのスタイルを確立するまでの経緯を教えてください。

小学校から中学校までは野球をしていて、ファッションにはあまり関心がなかったんです。興味を持つようになったのは高校に入ってからですね。親友が服が大好きな人で、一緒にいたら自然と刺激をうけましたね。『Acne Studios(アクネ ステュディオス)』とか、ハイブランドを着ていたのがカッコよくて。

――彼との出会いが大きかった?

そうですね。今の僕がいるのは彼のおかげだと思います。古着から入ってファッションに目覚めていきました。最初は赤とか黄色とか、いろんな色にも挑戦しましたし。そのなかで、これは違うな、これは合ってると試行錯誤を繰り返しながら、黒や青が自分らしい色だと気づきました。

それからですかね、モードなブランドにも興味を持ち始めました。靴ならスニーカーより革靴派。モノトーンにまとめるなら、モードなスタイリングが自分にとって一番しっくりくるんです。ゆるい感じもシックな感じも、モードに仕上げたいと思うようになって。

親友とは大学に入って離れちゃったんですけど、いまだに買い物をするときは気になっているブランドや色を相談しあってます。お互いに刺激し合える存在で、出会えてよかったって本気で思ってます。

――大学生だしモード系の服ばかりだとお金がかかるという印象です。あまり古着は着ないですか?

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お金がないときは古着を着ることもあります。福岡だと、大名にある『Nobo(ノーボ)』っていう古着屋が好きです。お香のいい匂いがするんです(笑)。でもデザインが斬新なシャリーフが大好きで、自分の雰囲気に合っている気がするので、古着よりもよく買いますね。

あとは、『ETHOSENS(エトセンス)』も好き。自分でアルバイトをして貯めたお金で初めて買ったドメブラなので、思い出が詰まっています。ほかにも『Kirov(キロフ)』、『PERVERZE(パーバーズ)』などを愛用しています。

 

――やっぱりモード系なんですね。ファッションには基本、お金を惜しまない?

 

大学生だしお金がなくて我慢することもあるんですけど、欲しいモノはできるだけ手に入れるようにしています。最近はアクセサリーにもこだわるようになって、デザインがいいのにそんなに高くない『RUIEN(ルイエン)』を愛用しています。

バイトはしてるんですけど、もっと服がほしいのでバイトを増やそうと思ってます。食事も大切だけどいまはファッションにお金を使いたいという気持ちが強いですね。

 

 

――親友に出会ってファッションに目覚めたんですよね。いまはなにからインスピレーションを得ているのでしょうか?

 

雑誌は読みますね。メンズノンノやメンズファッジ、クルーエルオムとか。気になったスタイルには付箋をつけたり。でも、インスタグラムからインスピレーションを受けることが一番多いです。大学にファッション好きの人があまりいなくて。

先輩には数人おしゃれな方がいるんですけど、もっと色々な人と交流したいなと思って、インスタグラム上でファッション好きな人から良い刺激をもらっています。気になった人がいたらコメントしてみたり。本当に多くの人と知り合えたし、自分のスタイルに賛同してくれる人がいるとやっぱ嬉しいです。

そこで出会った人たちとは東京で一緒に遊んだりもしたりして。東京でのお気に入りの店は、『Acne Studios Blå Konst(アクネ ストゥデオズ ブロコンスト)』。アクネのDNAとも言われるデニムラインを取り揃えたお店で、すごく素敵でした。あとは気になっていた『BOOK AND BED TOKYO(ブックアンドベッドトウキョウ)』にも行きました。

本に囲まれて居心地良かったです。京都と福岡にもあるんですけど、全部制覇しました。それくらい大好きな場所ですね。インスタグラムのおかげで前よりもアクティブに行動するようになりました(笑)。

 

飛 来さん(@fufufuno08)がシェアした投稿

 

――飛来さんのインスタグラムは写真がとてもすてきですね。なにか意識していたり?

 

コーディネートをアップすることもあるんですけど、一瞬を切り取ったような”素朴な写真”にこだわってます。ファッションやヘアスタイルもふくめて、自分らしさを表現できたらいいなと思ってます。写真を撮るのも好きなので、基本はカメラを持ち歩いてますね。

時間があるときは、友人と撮りあったりして遊んでます。最初は、撮られることに緊張してガチガチだったんですけど、最近は慣れてきて楽しいです(笑)。風景も撮ったりするんですけどそれはむずかしくて、もっと練習していきたいです。

 

飛 来さん(@fufufuno08)がシェアした投稿

 

――今年の夏のファッション計画は?

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夏でも、半袖より長袖が好きなんです。もし半袖のものを買うとしたら、袖がレイヤーになっているとか、やっぱりデザインにはこだわりますかね。あとは『Dior homme(ディオール オム)』のスラックスがほしいです。

これも友人から似合うとおすすめされたものなんですけど、ウェブでチェックしたら本当に欲しくなっちゃって。高いけど、挑戦してみたいアイテムです。

 
 

出典元 www.fashion-press.net

 

――自分のスタイルを作りあげている飛来さんにとっての憧れる人はいますか?

 

この人みたいになりたい! っていうのはないんですけど、男女問わず独特な世界観のある人に憧れます。モデルだと瀬戸かほさんとか。自分に一本の芯があって、考え方がしっかりしている人になれたらいいなと思います。

ファッションにしても女子ウケよりは自分の”好き”にこだわっていて、かつそれが似合っている人ですかね。僕も自分にしかできないスタイルを貫いた人になりたいです。

瀬戸かほさん(@kahoseto06)がシェアした投稿

 

――最後に。今後はどうしていこうと考えていますか?

 

まだ未定です。ファッションに関わりたいとは思っているんですけど、模索中っていうのが正直なところですね。文学部に所属しているんですけど、イギリスについての講義がすごく面白くかったというのもあっていまはイギリスに留学したいなと思っていて、勉強中です。

サッカーが好きっていうのもあって、本場でチェルシーFCの試合が見たいんですよね。あとは福岡のセレクトショップでモデルをしてみたいなと思っているので、自分にしかできないスタイルをもっと極めてやりたいことは積極的に言葉にしていこうと思ってます。

 

編集後記

 

取材当日は、『LOEWE(ロエヴェ)』の甘い香りを漂わせ、スタイルの良さを引き立てるファッションで登場してくれた飛来さん。クールな外見とは裏腹に、「instagramのアカウント名は、CMで聞いたフ・フ・フ・フレッシュ〜って曲からつけました。」など、独特な世界観の持ち主。

取材中も、街で見つけた面白いものをカメラに収めていて、写真が大好きなんだなあという雰囲気が伝わってきました。周りから刺激をうけながらも、自分のファッションを追求して貫く。自分が好きなスタイルをすることが一番大切だと教わった気がします。