Boy.[ボーイ] | カッコイイが集まるメンズファッション

周りと差をつけたいなら、和服を着ればいい。

fashion | 2017.8.4

「和」を身に纏う時代の到来。

出典元 dude-harajuku.ocnk.net

普段生活をしていると目につくのは洋服。
当然ではあるがなぜだろうか。同じような服装が多いと感じてしまう。
服装が周りと被りたくない。

そんなあなたに今回”和服”をおすすめしたい。

 

そもそも…”和服”とは?

出典元 shutterstock.com

まず”和服”とは日本由来の衣服のことを指し、日本における民族服ともされ、着物とも言われる。我々は和服と言われるよりも、着物と言われる方がなじみ深いかもしれない。

しかし、普段生活していくなかでは洋服を着ている人が多い。だから、「”和”を身に纏え」といきなり言われても、こんな疑問が浮かぶだろう。

「和っぽい服を日常で着ている人見なくないか?」
「どういったものを和のテイストと言うのか?」
「まさか着物を着るつもりなのか?」

確かに普段の生活において着物で生活している人は見ない。せいぜい夏祭りの日とか、成人式といった、ハレの日ぐらいだ。

しかし、そんなイメージを吹っ飛ばす、現代に”和”を落とし込んだ服があるのだ。カッコよくてクールな和の装い。一体どんなものだろうか。

今回はそんな”和”を感じさせる服を【トップス、アウター、パンツ、シューズ】に分けて紹介していくとともに、どのように現代の服に合わせているかの着こなし例、私なりの紹介もしていく。

「夏服の買い足しをしないと」と思う人も、「今年の秋冬は違ったイメージで過ごしたい。」と思う人も、この記事を見て、まわりとの差を見出してみてほしい。

トップス編

●the Sakaki(ザ サカキ) _ the Bang(ジ バング)

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肌触りが良く、素材感のあるコットン地のUネックカットソー。
製品洗いがかけられ風合いのある生地になっているため、見た目から涼しさを感じる。サイドにはスリットが入り、後ろが長くなったスクエアの裾など、一枚で着ても、そしてレイヤードの際にもポイントとなる。

シンプルながら『the Sakaki(ザ サカキ)』独特のオーバーサイズのパターンで、どこか和を感じるきれいなシルエットに仕上がっているが、現代の服にも合う不思議な雰囲気を出せる一着。

(着こなしの例)

" 出典元 fastlane2007.com

トップスとして着用。こちらはワイドパンツを採用することでゆったりとした印象を持たせることができる。また、スニーカーを合わせることでストリートらしさも表現できる。
今年の流行色であるピンクを選んだのも遊び心があって良い。

 

 

 

 

 

●TSUKADA NOJO×LEE(塚田農場×リー) _ デニム作務衣

出典元 base-ec2.akamaized.net

 

作務衣(さむえ)とは、禅宗の僧侶日々の雑事(=作務) を行うときに着る衣服のこと。

もともとは作業着の生地として使用されていたデニムの丈夫な素材の特性はそのままに、作務衣として着用することができる。

気軽に洗濯機で洗えて、着続けていくほど変化する色落ちも風合いとして楽しめる。
主観だが、体型を考えて作られ、昔からある作務衣は、日本人だからこそ似合う。このデニム生地の作務衣は上下あるためセットアップとして着てみるのも良い。

(着こなし例①)

出典元 base-ec2.akamaized.net

 

作務衣のセットアップ。インナーにボーダー柄のTシャツを着用。カジュアルな感じを出しつつ足元にレザーシューズを用いることで、作務衣の緩さを引き締める。

(着こなし例②)

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こちらの作務衣は『Needles(ニードルス)』のサムエジャケット。ジャケットの色合いが濃いが、インナーには色相環で逆の位置にある黄色を採用することでジャケット、インナーともに引き立つ。
また、足元を『NIKE(ナイキ)』のエアリフト、クロップ丈のテーパードパンツを使用することで、シルエットとして上半身とのバランスが保たれた上級者の着こなしが実現している。『KANGOL(カンゴール)』のハットを取り入れることでまさに現代の”和”と言えるのではないだろうか。

 

 

 

●sasquatchfabrix(サスクワッチファブリックス) _ WA-NECK HARF SLEEVE SHIRTS

出典元 anotherlounge.jp

和を感じさせる衿が特徴のゆったりした半袖シャツ。1枚で着て襟元を引き立たせるのも良いし、レイヤードとして着ることもできる。サラッと着るときなんかにおすすめ。

(着こなし例①)

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こちらはシャツオンリーでの着用。白い半袖シャツに短パン。「中学生かよ」とツッコミを入れる友人がいたら、彼はファッションに対して正しい目を持っているだろう。しかし、侮ってはいけない。シルエットまで細かく計算されたシルエット、また素材感にこだわったシャツ。
「それはどこのシャツ?」と友人に言われれば僕らの勝ちだ。

(着こなし例②)

出典元 anotherlounge.jp

こちらはアウターとしての着用。インナーに別売りのWA-NECKシャツを使うことにより統一感を増す。本来、重ね着をすれば太ってるように見えてしまうが、サラッとした素材のため、膨張して見えない。

 

 

アウター編

 

 

●Sasquatchfabrix(サスクワッチファブリックス) _ Love & Peace HANTEN Shirt

出典元 wear.jp

ネーミングの通り「愛と平和」を表現する角字を胴回りにプリントでデザインされた、非戦的なメッセージ性あふれる一枚。
ミリタリージャケットと聞くと軍モノというイメージがある。しかし、ミリタリーシャツを裏返しにして作られていることから、ここにも非戦的メッセージを暗喩として表現されている。日本ならではの一品である。
ミリタリーと和服のコラボ。初めての感覚を味わって欲しい。

 

(着こなし例)

出典元 wear.jp

インナーに同ブランドのパーカーを使用。上半身が少し重く見えるところで、パンツにリラックスシルエットのイージーパンツを採用してバランスを作っている。シンプルに見えるが、「愛と平和」を表現する角字があるためインパクトもあり周りとの差もつけられる。

 

 

●theSakaki(ザサカキ) _ Stadium Jamper

出典元 www.links-room.info

 

theSakakiの定番スタジアムジャケット。
生地にウール、ナイロン、カシミアを混紡した上質な“ウールモッサ”を、袖にはやや硬さのあるメルトンウールを使用しており、あたたかさもある。他のスタジャンと比べて、アメリカンなイメージが薄まり、ワイルドな雰囲気に少し抵抗のある人でも気軽に着ることができる。メイドインジャパンのスタジャンを着て周りとの差を出していきたい。

 

(着こなし例)

出典元 wear.jp

スタジャンの組み合わせに、ビックシャツを中に着た緩いシルエット。コーディネートに黒、茶の色を使いダークトーンで統一。
正直ワントーンの服装は難しいところ…と感じるかもしれない。しかし、theSakakiのスタジャンならば、パンツとは色味の違う黒を採用しているため、お茶の子さいさいで服装をキメてくれる。

 

 

パンツ編

sasquatchfabrix(サスクワッチファブリックス) _ HAKAMA PANTS

出典元 links-room.info

先ほど紹介したsasquatchfabrixから袴を意識してデザインされた、ブランドおなじみとなるワイドパンツ。袴そのものではなく、袴からヒントを得て洋服に落とし込んだ、と言うのが正解かもしれない。
洋服に上手く溶け込ませられるこのHAKAMA PANTSU。ワイドパンツらしい綺麗な落ち感とドレープが美しい一本。

 

 

(着こなし例)

出典元 links-room.info

ワイドパンツでも足元がスッキリ出るため涼しげな印象を持たせることができる。どちらの画像も同ブランドのトップス、アウターを使用し、左はキャメル系のHAKAMA PANTSUを使用している。こんな姿で花火会場に来られたら何人の女の子が寄ってくることやら。

 

●-niitu-(ニーツ) _ えんぴつパンツ

出典元 dr-select.ocnk.net

えんぴつがモチーフのクロップドパンツ。六角形で構成されるユニークなデザインは『-niitu-』でしか出せない。程よい厚みのコンパクトポンチを生地に使用することでシーズンを選ばず合わせやすいモノ。ユニセックスのアイテムとなっている。

 

(着こなし例)

出典元 wear.jp
えんぴつパンツはサルエルタイプのパンツなために全体的にゆるっとしたイメージが出るが、上半身にオーバーサイズのカットソーと大きめのMA-1を使うことでゆるくまとめている。足元をローカットのシューズにすることでスッキリしたイメージも持たせているため上手な組み合わせと言える。

 

シューズ編

 

●MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ) _ 雪駄

 

作りが本格的な雪駄。値段もそれなりにするが、見合う雪駄だと思う。
かかとを1cmから3cm出す”粋”な履き方がおすすめ。
カラーも豊富で、MIHARAYASUHIROらしく現代の洋服に合うようにグラデーションの鼻緒はサンダルのようにコーディネートできる。

 

(着こなし例)

出典元 wear.jp

Tシャツにスラックスのオールブラックコーデ。
シンプルな格好ではあるが、おしゃれ玄人な着方として、センタープリーツで光沢のあるスラックスを着用。また、MIHARAYASUHIROの雪駄を使うことで周りとの差を圧倒的なものとしている。

和服に挑戦する2017年

いかがだっただろうか。

最近のファッショントレンドである「開襟シャツ、ロンT、ワイドパンツ、ロングベルト、サコッシュ…etc」といったものとは少し違う和服の数々。

トレンドのものは確かに良い。なんたってファッションに敏感な人たちが広めていったのだから。だが、みんなこぞって着るものはどこかしらでかぶってしまう。インスタを見てもフォロワー数の多い、いわゆる「インスタグラマー」たちの多くは、流行りのモノを取り入れることが上手い。
しかし、みんながみんな、流行りのモノをこれでもかと取り入れるから、どこか制服のようになってしまっている。服を愛する我々には洋服しかないのだろうか? 否、そんなことはない。
なぜなら僕らには和服がある。

「Do you know ”WAFUKU”?」

「俺が最初にこの着こなしをやりだしたら、周りのみんながやり出した。俺は周りとは違っていたい」。そう思う人たちもいる。
「何か良い服はないか」、「他とかぶらない着こなしはないか」、「どこかで差をつけたい」。
そんな悩みを持つ方々に提案したくてこの記事を書いた。

服は洋服だけではない。
この記事を読んでトレンドばかりを着ている周りのおしゃれさん達に、ぜひ上のタイトルを突き出して、カッコよく和服を着て欲しい。