信者に物申す!鵜呑みにしてない?Boy.女子による「LOVE理論」批評

love | 2017.8.7

男のための恋愛マニュアル「LOVE理論」。Boy.女子が読んでみた

「LOVE理論」、あなたはご存知でしょうか。本作は「夢をかなえるゾウ」をはじめとする数々の著書を世に送り出している水野敬也氏が、自分の経験に基づいた恋愛理論を説いたものです。この本、一昔前に漫画化、さらにはテレビ東京でドラマ化までされた大ヒット作なのです。

著者の水野敬也氏、中学高校時代の青春はすべて漫画とゲームに明け暮れ、まともに話す異性は母親のみ。女子と手をつないだことも付き合ったこともない。もちろん童貞。そんな彼が大学デビューをきっかけに恋愛偏差値をあげ、理想の彼女をつくるべくして奮闘した結果、様々な理論が生まれました。
その集大成がこの「LOVE理論」です。著者が元非モテ…それはそれは世のモテたい男子にとって参考になるはずですね。

Boy.がなぜ今、再び「LOVE理論」に注目するのか

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一世を風靡した「LOVE理論」。ただ、空前の「LOVE理論」ブームが落ち着いた今、それらの理論を女子目線で見たらどうなのか? 女子はすべての理論に首を縦に振れるのか? 男の独りよがりで終わってはいないのか…? 今回はそんな疑問に立ち向かうべく、女子目線で「LOVE理論」を分析していきます。

恋愛五大陸理論(「LOVE理論」の根本概念)

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水野氏によると、恋愛理論の中でも基礎中の基礎であり、恋愛の根本原理であるこの「恋愛五大陸理論」。正直に言います。すごいぞ、これ。全男子はまずこれを読め!

 

Theory1:執着の分散理論

同時に何人もの女を口説くことによって、好きな女の前でもテンパらずに常に余裕保つこと。(「LOVE理論」引用)

女は余裕のある男が好き。逆に言えばフラれる理由はほとんどが余裕がないから。つまり、複数の女性を口説いていれば余裕が生まれ、一人に固執せずとも女を落とせる…。決して誠実とは言えませんが、確かにモテるためには必要なテクニックと言えましょう。

Theory2:うわっつらKINDNESS理論

女の考える「優しさ」とは、表面上の優しさのことである。これらの「優しさ」を通常の人間的優しさと区別して「うわっつらKINDNESS」と呼ぶ。「うわっつらKINDNESS」は丸暗記し、女の前では常に狙い続けること。(「LOVE理論」引用)

声を大にして言いたい。水野氏も述べていますが、大事なことなのでもう一度言います。全部で55項目、男子は全員これを丸暗記せよ。「レディーファースト」とかいうわかりやすい優しさが女子はやっぱり好きなのです。

Theory3:BTO理論

ブサイクな女とセックスし、性に関して培ってきた妄想をすべて打ち砕くこと。(「LOVE理論」引用)

童貞が陥りがちな「ロマンチスト」。これ、非モテに直でつながっているんです。理想の彼女を夢見る前に、現実を見ておきましょう。

Theory4:自虐ギレ理論

コンプレックスに触れられたとき、自虐+キレ口調で積極的に笑いに変えること。(「LOVE理論」引用)

いじられるのを嫌がる=つまらない男、と思われがち。自分で自分のことを笑える人は男女問わず器の大きさを感じます。

Theory5:大変じゃない?理論

女は酔うとセックスをしたくなる生き物である。女に酒を飲んでもらうために、「大変じゃない?」とたずねて愚痴を引き出すこと。(「LOVE理論」引用)

よくわかっていらっしゃる! 愚痴ってお酒が進むんですよね。お酒を飲むと女子はエッチな気分になるっていいますしね。感無量。

Theory6:エジソン理論

何度失敗しても、新しい方法で恋愛に臨むこと。そうすれば必ず道は開けるのだ。(「LOVE理論」引用)

あなたはモテるために、あらゆる方法を尽くしましたか? 思わぬ方法で道は開けるかもしれません。何事にもトライする姿勢を忘れずに。

 

当然ながら疑問の残る理論もしばしば…。

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上記で紹介した恋愛後大陸理論、筆者も納得せざるを得ないものばかりでした。しかし、当然ながらこれ以降、水野氏の持論がふんだんに展開されているのですがツッコミどころ満載でした…。鵜呑みにしたら大変な目に合うかもしれません。早速紹介していきます。

疑問①デビュー理論

デビューする日時を宣言し、周囲の者たちによる攻撃を和らげること。(「LOVE理論」引用)

水野氏は大学入学を機にデビューを果たしました。しかし、彼のすごいところは大学デビューを周囲に気づかれないために地元の中学高校時代の友人を全員切ったのです。もちろんそこまでしろとは言いません。というかほとんどの人はできないと思うのでデビューした場合、バレてしまうことも多いと思います。

そもそもデビューが叩かれるのは、いきなり急激な変化をするからであって、宣言しておきさえすれば周囲を驚かすこともない。これがこの理論の概要です。

でも、冷静に考えてください。もしあなたの知っているほかの非モテ男子がデビュー宣言をしはじめたらあなたはどう思いますか? 引きません? なのに、あなたの場合だけ「あいつ、デビューするのか!」、「宣言するなんて、面白い奴だな!」とポジティブに考えてくれるでしょうか? ありえませんよね。しかも、デビュー失敗したときに悲惨なことになるのは言うまでもないですよね。

(そもそもの意見を言うと私はデビューをおすすめしません。髪型から、服装から、はじめはなんでもいいですが少しずつ変化していくほうがやりやすいし周りを驚かすこともありません。デビューを考えている人は参考までに。)

 

疑問②綱吉理論

コミュニケーションの天才である犬と猫を師匠として位置づけ、コミュニケーションテクニックをマネること。(「LOVE理論」引用)

犬や猫のマネ…? 非常にユーモアのある考えですが鵜呑みにしてはいけません。この理論の中にさらにいろいろなテクニックがありますが正直ツッコミどころが多く大変ですが根気強く書いていきます。

「尻尾ふり」…犬は「あなたに会えてうれしい」ということを尻尾をふって目に見える形で表現しますね。これはわかる。やられたらうれしい。しかし、水野氏見解は「無駄な動きの量と、好感度は比例する」…。尻尾ふりのような明らかな無駄な動きをすることで「これは社交辞令ではないな」と女子のハートを打つ、とのことですが、わけがわからない。無駄な動きをして喜びを表現するより落ち着いた男の人のほうが女子は好きですよ。(たしかに「かわいいな」、とは思いますけどね。)

「言いなり」…“女子のリクエストにはすべて応え、言いなりになることで主導権を握って女子に優越感を与える”。アホか。そんな男、すぐ飽きられて終わりですよ。

「馬鹿」…馬鹿な男が好きな女子なんているの?

 

疑問③分かるよ理論

女を家に誘って断られたときは、「分かるよ」と相手の気持ちを理解した上で説得を続けること。(「LOVE理論」引用)

誘いを断られた場合でも、「分かるよ」と言って一度相手の言うことを肯定したのち、結局家に来るべきだという結論に達するべく会話を展開させる、という理論である。例をあげます。

男「今からうち来なよ」

女「でも、明日朝早いから…」

男「分かるよ、分かる。でも君の大学、うちから行ったほうが近いんじゃない? ゆっくり寝れるよ!」

と、こんな具合です。

一度、このやりとりをするのは許容範囲です(むしろ家にいく口実をつくってくれてるので、好意を持った相手の場合ありがたいと思うはず)。ただ二回以上、このやりとりをして喜んで家にいくことはない。二回も断ってるんだから諦めてください。しつこいと思われて終わりです。

 

疑問④ハードルアゲアゲ理論

女に対して自分の魅力のハードルを上げ、自ら作ったそのハードルを圧倒的な努力で乗り越えること。(「LOVE理論」引用)

理屈はわかります。自分の魅力のハードルをあげまくってそれを目標に努力し、自己を成長させる…。本書の中に、マイクロソフトを創業したビル・ゲイツもパソコンのOSの発注を受けたとき、完成品はひとつもなかったけれど「納品できる」と宣言し、徹夜を繰り返した結果、二週間後には本当に納品してしまった、というエピソードがあります。ただ、凡人がこんなことできますか? 例えば「ディズニーランドで知らないこと一つもないから君の期待を確実に超えられる(水野氏が実際に女子に発した言葉)」。こんなリスクが高すぎる発言は慎みましょう。現実的な女子がビックマウスの男を見ると、「こいつ、何言ってんだ」以外の感情が浮かびません。

結論、やっぱり「LOVE理論」は凄い…。

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いかがでしたか?

ただ単に多少キャッチーな文章にするためにオーバーに表現している理論もあるでしょうが、真の非モテ男子が真に受けたら大変なので真面目に指摘してみました。
とはいえ、隅から隅まで読んで必死にツッコミどころを探しましたが、正直お手上げでした。女の私でも参考にしたい意見ばかり…。(女子目線でみたら、「最低!」と思う理論も多々ありましたが(笑)。)

この記事を読んで「LOVE理論」の詳しい内容が気になった方がいれば、ぜひ店頭で目を通してみてください。モテる男への確実な近道になるはずです。