近年流行っているタックインスタイル。海外のスナップでは昔から見慣れたスタイルです。メンズノンノが起点となり、日本でも本格的にトレンドの的となりました。
そもそもタックインとは、トップスをボトムスに入れたスタイルのことです。よくシャツインと言いますが、タックインとも言われています。
タックインスタイルって、一歩間違えるとかなりのダサめコーデになってしまう可能性もありますよね。今回は、「タックインが似合わない」と思う方に「タックインが似合うようになる」3つの着こなしのコツについて紹介していきます!
流行りのタックインが似合わない理由
頑張ってタックインに挑戦してみたものの、似合っているかわからない分、自信を持って外を歩けなかった経験はありませんか?
タックインが似合わない理由として、主に以下が挙げられます。
・自分には似合わないという思い込みがある
・トップスのサイズがボトムスよりも大きくてバランスが悪い
・合わないアイテムを組み合わせている
この3つのポイントについて詳しく解説していきますね!
間違いその①自分には似合わないという思い込みがある
「タックインは俺には似合わない…」そんな風に考えていませんか?
かたくなに似合わないと思っていれば、どんなに良い服を着ていても背中は丸くなり、服が映えません。
つまり、自分が普段見慣れていないから違和感を感じているだけということです。そんな人は、数日間タックインスタイルに挑戦してみましょう。次第に慣れてくると、やがて気にならなくなります。
いきなり友達の前でやるのが怖いという人は、一人でカフェに行く際にでもタックインしてみましょう。色々なパターンを試してみると、自分に似合うコーデが見つかるかもしれません!
間違いその②トップスのサイズがボトムスよりも大きくてバランスが悪い
出典元 wear.jp
上の画像では、トップスとボトムスの割合が4:6のバランスが取れたお手本のようなコーディネートです。しかし、これが腰パンのような逆比率になると、足が短い人に見えます。
タックインがおかしく見えてしまう理由は、トップスとボトムスのバランスにあるのかもしれません。ボトムスよりもトップスの方がサイズが大きいと、シャツをボトムスに入れた時に窮屈な印象に見えます。
タックインスタイルはウエストの位置が丸わかりになるスタイルなので、最大限の注意を払うことが必要です。インしたシャツに少しゆとりを持たせると、こなれ感を演出できますよ。
間違いその③合わないアイテムを組み合わせている
今時のおしゃれを目指すなら、カジュアル感の強めなこちらのようなコーデは避けた方が無難でしょう。つまり、タックインがダサいのではなく、シャツのサイズ感や柄のデザインに問題があります。
タックインが合わない組み合わせとして、以下が挙げられます。
①チェックシャツ × デニム
②タイトなシャツ×細身パンツ
③柄シャツ×柄パンツ
①はいわゆるオタクコーデになりやすく、着る人を選びます。
②はよほどスタイルが良い人以外は、バランスが悪いコーデになりやすいです。
③はトップスとボトムスの柄が一緒であったり、セットアップでない限り、主張が強いファッションに見えやすいです。
上記のように、組み合わせない方が良いアイテムを知っておくだけでも、タックインの「似合わない」を防ぐことができますよ!
「タックイン」の3つの着こなしのコツとは?
これで、タックインスタイルの間違いがわかりました。では、あなたが挑戦する際にはどのような点がポイントになるのかのでしょう。こちらも3点に分けて解説していきます。
ポイントその①少しゆるめに。ボトムスはワイドめが気分。
出典元 wear.jp
トップスは少しゆるめに着るのがおしゃれ。ボトムスはタックが入って、下にふんわりと広がっていく形がここ数年のトレンドです。ジャストサイズで着こなすのも1つの着方ですが、トレンドのビッグサイズを押さえておくのが正解。
ポイントその②気持ち少しウエスト高めがポイント。
出典元 wear.jp
先ほど述べた通り、タックインは、ウエストの位置が丸わかりになるスタイルです。「短足がバレるのでは」という意見も聞こえてきそうです。しかしこれは、マイナスを逆手に取るチャンスでもあります。
ウエストがわかるということは、その位置を調整して高めに持ってくれば、足を長く見せることが可能です。また、スタイルを良く見せることもできます。これも1つのテクニックです。
4:6の比率でトップスとボトムスを組むことができれば、良い感じのシルエットになっていることは間違い無しです。丈の長いボトムスを選ぶと、足長効果を期待できますね。
ポイントその③シックに、クリーンにまとめるのが取り入れやすいコツ。
出典元 wear.jp
タックインに取り入れやすい色として、黒・紺・白・グレーがあります。清潔感があり、落ち着いた印象を与えます。
タックインスタイルが難しいと思うなら、まずは、取り入れやすい色に助けてもらいながら着こなしてみるというのはどうでしょう。シックに、モードに服が映えるのでタックインが自然に馴染むはずです。
ウエストの問題も、トップスとボトムスの上下を同色系で合わせると、色がぼやけて目立ちません。コーディネートに統一感が出て、一気にセンスがよく見えます。 同系色といえば、セットアップで組み合わせてみるのも、服選びに迷いませんし、おすすめです。
タックインのおススメコーディネート集
インパクトのあるボトムスで
出典元 wear.jp
こちらはインパクトのある黒のワイドレザーパンツを使用したコーディネート。トップスをタックインすることで、レザーパンツの魅力を引き出しています。
やはりモノトーンカラーとタックインの愛称は抜群ですね。
トップスを差し色として取り入れる
出典元 wear.jp
マスタードカラーのシャツをタックインする事で、トップスを差し色としてコーディネートしています。
主張が激しい柄やカラーのトップスも、タックインすることで馴染みが良くなります。
ニットをタックイン
出典元 wear.jp
なんとニットセーターをタックインするコーディネートです。薄手のニットなのでもたついた印象もありませんね。
主役の色鮮やかなロングシャツに目が行きますが、ベルトの見せ方等細部にもこだわりを感じます。
夏服でもタックイン
出典元 wear.jp
アウターを着ない夏のタックインのポイントは、Tシャツの袖の丈が長めのものを選ぶことです。また、細めのベルトでシンプルにまとめるのもポイントですね。
マフラーとの相性は◎
出典元 wear.jp
大判のマフラーのインパクトが素敵なコーディネートです。
ポイントはパンツの丈を折り返して調節しているところ。微妙なバランスまで気を使っている事がわかりますね。
まとめ
いかがでしたか?
「似合わない」のは自分の思い込みも大きいです。自信を持ってタックインを着こなしましょう!
これでもうタックインは怖くないはず!ぜひ取り入れてみましょう。
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