ママ活詐欺の事例！危険な目にあわないための対処法や見分け方・安全なアプリもご紹介

「ママ活しようとしたら、変なサイトに登録させられた」「ママ活って詐欺なの？」

というように、ママ活が詐欺なのか、どういった詐欺があるのか気になっている人はいるでしょう。

そこで、この記事ではママ活の詐欺について紹介していきます。

また、ママ活の詐欺の見分け方についても言及しているので、ぜひ参考にしてください。

ママ活詐欺のパターン

別サイトへ登録させられる

ママ活詐欺に多いのが、別サイトに登録させられるパターンです。ママ活のマッチングアプリから、言葉巧みに別サイトへ誘導してきます。

無料サイト、有料サイトの登録から始まり退会させて、また違うサイトへ誘導し登録…の繰り返しです。知識や経験の浅いママ活初心者の男性は、ママの指示に従って登録してしまいます。

悪質なママは登録先のサイトでアフィリエイトをしていて、登録紹介料で収益を得る目的です。すぐ退会手続きをして、被害を最小限に抑えましょう。

美人局

ママ活詐欺の常とう手段に、美人局（つつもたせ）があります。美人局とは、女性の夫や彼氏を名乗る男性が登場し脅迫される詐欺です。

女性に誘われるがままバーやホテルへ行くと、そこで金銭を巻き上げられます。夫役が強面の男性である場合が多く、若い男性は恐怖のあまり支払ってしまうケースが多いです。過去には何十万と支払ってしまった事例があります。

ホテルだけでなく、2人きりになっただけで疑いをかけられることもあります。身ぐるみを剥がされたうえに、暴力事件に発展する可能性が高いママ活詐欺です。

サクラ・業者

ママ活に多いのが、サクラや業者による詐欺です。ママ活のマッチングアプリには多くのサクラや業者が潜伏しています。

「美人なママがいる」「実際にマッチングする」と思わせられれば、アプリ側の狙い通りです。マッチングしてからメッセージだけ何週間も続いている、一向に会う話にならない場合は詐欺の可能性を疑いましょう。

メッセージの相手は美人なママではなく、運営側が雇った男性かもしれません。

仮想通貨

マッチングアプリで横行している仮想通貨や投資に関する詐欺行為が、ママ活アプリでも行われています。仮想通貨を買わせて、アフィリエイトを得るのが目的です。

仮想通貨を購入して大儲けしたエピソードを伝え「あなたもやってみない？」「教えるから大丈夫だよ」と誘導してきます。

ここまで聞いて「仮想通貨って言われたら警戒しそう」「自分は騙されない」と思った人は、要注意です。詐欺に慣れたママは、うまく懐に入り込んできます。

少しずつ仲良くなり、信頼関係が築けた頃合いを見て詐欺を働くのです。

マルチ

ママ活に多いのが、マルチへの勧誘です。「この商品を買って、他の人に売れば絶対儲かる」「絶対損はしない」といって勧誘し、勧誘された側を販売する側に仕立て上げる詐欺行為です。

騙されたとはいえ販売する側になれば、あなたも同罪です。犯罪行為を働いたと判断されて、処罰を受けることになります。

紹介料を要求

男性に対して「ママを紹介する代わりに、お金を支払ってください」と紹介料を要求してくるママ活詐欺もあります。

とくにSNS内で横行している詐欺です。現金決済だけでなく、キャリア決済に対応している詐欺師もいます。

また「○○円支払えば、連絡先を教えます」などと、紹介料を要求してくるケースもあります。料金を払ってもママを紹介してもらえないどころか、さらに事態が悪化するケースも少なくありません。

新たな詐欺師を紹介されたり、音信不通になる場合がほとんどです。

デート中に金品を盗まれる

デート中に金品が盗まれるケースも頻発しています。実際に会えたと喜んだのも束の間、お手当をもらうはずが、ママにお金を盗まれるパターンです。

注意したいのが、カラオケのような個室や旅行でホテルに行ったときです。トイレで席を外したとき、シャワー中や睡眠中を見計らって、そっとお金やクレジットカードを盗みます。

「さすがに気付きそう」と思うかもしれませんが、デート中はママが支払います。男性が財布を開ける機会はなく、ママと別れてから気付くケースがほとんどです。

ママとは音信不通になり、お金が戻ることはありません。

ママ活詐欺の対処法

信用できるサイトを使う

ママ活詐欺に遭わないために、信用できるママ活サイトを使いましょう。安全性の高いサイトなら、運営側の監視が行き届いています。

詐欺や業者の投稿は見つけしだい削除してくれるので安心です。

TwitterなどSNSでママを探す方法もありますが、おすすめではありません。どんな人が利用しているか分かりにくく、詐欺に遭うリスクが高いです。

また、信用できないママ活サイトもあります。本人確認の有無や24時間パトロールなど、ママ活詐欺対策が整備されているサイトを選びましょう。

誘導されたサイトは開かない

ママ活詐欺に遭わないために、誘導されたサイトは開かないようにしましょう。

そもそも男性と出会いたい女性は、他のサイトに誘導したり、面倒なことはしません。どんなにしつこく誘われても、絶対にNGです。

悪質なサイトの特徴は「誤字や脱字が多い」「日本語表記が不自然」「サイトのURLが異常」などです。なかなか目当ての画面に辿りつけず、同じところをたらい回しにされるパターンもあります。

また、ママに誘導されたサイトで、個人情報やカード情報は登録してはいけません。少しでも違和感がある場合は、そこで踏みとどまってください。

お金を払わない

デートでお金を払わないことが、ママ活詐欺の対策になります。ママ活詐欺に遭いやすいタイミングは、断トツで初回の顔合わせデートです。

デートの回数を重ねて仲良くなってしまうと、女性側も騙しにくいためです。女性の個人情報を与えないうちに、早い段階でママ活詐欺を働きます。

初めてのママと会うときは、交通費＋αの最小限のお金だけを持っていきましょう。クレジットカードも持ちません。

心配な人は、スマホ決済できるアプリなどにチャージしておいてください。

SNSを使わない・専門サービスを使う

ママ活詐欺に遭わないために、ママ活専門のマッチングサービスを利用しましょう。SNSでママを探すのは危険な行為です。

無料だから、気軽にママ探しができると思ったら大間違いです。誰でも利用できるのが仇となり、SNSは詐欺や業者のアカウントで溢れています。

DMで怪しいマッチングアプリや儲け話を進められたら、ほぼ確実に詐欺だと判断しましょう。誰でも気軽に使えるのはメリットですが、本人確認がないということを忘れてはいけません。

ママ活掲示板を使わない

ママ活掲示板は、詐欺の被害に遭いやすいため控えましょう。ママ活掲示板とは「ママ活募集専用掲示板」と「ママ活サイト内にある掲示板」の2種類あります。

どちらも気軽に使いやすいのはメリットですが、とくにママ活募集専用掲示板は、おすすめしません。

ママ活希望の男性がLINEやカカオトークのIDを書きこんで女性からの連絡を待つ手順ですが、LINE IDしか分からない男性に会いたいと思う女性はいないからです。

本当にママ活募集する女性は、ママ活専用掲示板にはいないと覚えておきましょう。

人込みの多い場所でママ活する

詐欺被害に遭わないために、人込みの多い場所でママ活をしましょう。ママ活詐欺を働く女性は、会って早い段階で2人きりになれる場所に行こうとします。

2人きりになったところで、言葉巧みに男性を騙す目的です。

とくに初回の顔合わせデートのときは、個室の居酒屋やカラオケなど密室には行かないように注意しましょう。カフェやレストランなど、周囲に人がいる状況で顔合わせしてください。

顔合わせ前の段階で少しでも怪しいと思ったら、さりげなく断るのも護身になります。

国民生活センターに相談・警察に連絡

ちょっとでも「ママ活詐欺かな？」と思ったら、国民生活センターに相談しましょう。

国民生活センターとは、国民の消費生活に関するトラブル、問題の防止や解決に取り組む独立行政法人です。

日本全国から寄せられる相談に対応しているため、ママ活詐欺にも詳しいです。早めに相談すれば、被害を防げるかもしれません。

ママ活詐欺の見分け方

お金持ちアピール

お金持ちアピールをしている女性は、ママ活詐欺師の可能性があります。プロフィール画像でブランド品を持っていたり、高価なアクセサリーを身につけている女性は怪しいです。

高級外車や海外を思わせる写真を投稿している女性も避けましょう。裕福な暮らしぶりをアピールして、太ママと繋がりたい男性を狙っています。

とくにSNSでお金持ちアピールしている女性は、99％詐欺です。リアルの可能性もわずかにありますが、お金持ちアピールをしている時点で魅力的な女性とはいえません。

セクシー系の投稿多め

セクシー系の投稿が多いママ活詐欺師もいます。プロフィール画像があからさまにエロい女性は、美人局を疑いましょう。

本当のママは、セクシー系やエロ系の分かりやすい投稿はしません。投稿画像をチェックして「セクシー系の投稿が多い！」と感じたら、ほぼ詐欺師です。

またママ活詐欺師は、メッセージのやり取りでもセクシーアピールをしてきます。年上好きの男性を狙った、分かりやすい手口です。「会う前からエッチな内容のメッセージが多い」女性は、詐欺を疑いましょう。

個人情報を聞き出そうとする

やたらと個人情報を聞いてくる女性は、ママ活詐欺師を疑いましょう。

「○○くんのこと信用したいから本名を教えて」など、言葉巧みに聞き出そうとしてきます。何度しつこく聞かれても、絶対に教えてはいけません。

きれいな女性と繋がりたい、高額報酬を狙いたいばっかりに「本名くらいなら…」と教えてしまうと、あとで必ず後悔します。

複数回デートを重ねて仲良くなると、気を付けていても油断します。ママ活で出会った女性には、いくら仲良くなっても個人情報は明かさないようにしてください。

お金を要求してくる

男性にお金を要求してくる女性は、ママ活詐欺師です。待ち合わせ早々に言いがかりをつけて、金品を要求してくる粗っぽい詐欺師もいます。

どんな理由を並べられようと、支払う義務はありません。はっきりNOを伝えて、すぐにその場を離れてください。

とくに、待ち合わせ場所を細かく指定してくる女性に多いパターンです。すでに男性を脅してお金を要求する場所は決まっていて、そこに誘導しようという目的です。

条件面が良すぎる

条件が良すぎる女性は、ママ活詐欺師の可能性があります。短時間デートなのに報酬が高い、相場以上の報酬を提案してくる女性は怪しいです。

条件を鵜呑みして飛びつかず、よく冷静になりましょう。女性は男性以上にシビアな生き物です。初心者ママであっても事前に相場を調べて、必要な報酬を準備してきます。

デートの内容に対して高い報酬を得られるパターンは、ママとの信頼関係が築かれている場合だけです。ママ活といえども、簡単に高額報酬は見込めないと覚えておきましょう。

すぐに会おうとする

メッセージのやり取りも早々に会おうとしてくる女性は、ママ活詐欺師を疑いましょう。
もともと女性は、男性以上に警戒心が強いです。メッセージを数回しかしていないのに、女性から「会おう」と誘うことはほぼありません。ママ活とは異なる目的を疑いましょう。

また、メッセージの内容にも注目しましょう。ママ活詐欺師は、自分の情報を与えることを極端に嫌がります。

質問してもかわされる、やんわり逃げられる、キャッチボールが上手くいかない女性は会わないことをおすすめします。

サイトやSNSの登録が最近

ママ活マッチングサイトやＳＮＳに登録したばかりの女性は、詐欺師の可能性大です。ママ活詐欺を働くために、新しいアカウントを作っては消しを繰り返しています。登録日をチェックして、最近だったら警戒しましょう。

詐欺行為が発覚した人は、サイト側から強制退会処分になります。

ただ、詐欺師は退会処分になったくらいではめげません。詐欺行為をやめるつもりのない詐欺師は、新しいサイトで活動を始めます。

何度も入退会を繰り返している可能性が高いので、注意が必要です。

まとめ

ママ活詐欺には、さまざまな事例があります。別サイトへの登録紹介料を騙し取られたり、デート中に夫を名乗る男性が現れて金品を巻き上げられたり、儲け話に誘われるなどです。

実際にママ活詐欺で、数十万単位の高額被害にあった事例もあります。

ママ活詐欺に遭わないために「なんか怪しい」と感じたら、すぐに身を引いてください。人間の勘は意外にさえています。

できる限りの詐欺対策を取り入れて、自分の身は自分で守りましょう。