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【話題の3Dアニメーション!?】 ROBBER’S COMPANYをインタビュー

entertainment | 2017.5.18

今流行りのアニメーション”3DCG”


みなさんは3DCGアニメーションというものをご存知でしょうか? そう、ディズニーやピクサーを中心に使用されているあの立体的なアニメーションです。

今回は、そんな流行りの3DCGアニメーションを作るSTUDIO UGOKIのお二方から、最新作「ROBBER’S COMPANY」について、アニメの魅力から今後の展望まで取材させていただきました。

 

泥棒の会社に就職しちゃった!?_「ROBBER’S COMPANY」とは

 

ROBBER’S COMPANYを作る”STUDIO UGOKI”は、中野に事務所を置くアニメ制作スタジオ。以前には『ロクの世界』というオリジナルアニメーションを作っており、DVDつき絵本化もなされています。

今回制作されたROBBER’S COMPANYは、従来のアニメの概念を覆すようなもの。というのも、”アニメ”を”ファッション”と掛け合わせることで、新たなアニメへの切り口を見出しているからです。

 

 

 

ストーリーは全6話構成。主人公であるFUNNYがファッションデザイナーを目指すべくある会社に就職するも、実はその会社は泥棒を本業として活動している会社…!現在EPISODE 3までが公開されており、いよいよクライマックスに入るというところです。

気になるエピソードはこちらからどうぞ。

 

●Episode 1

 

●Episode 2

 

●Episode 3

 

 

2次元と3次元の”カッコイイ”を盛り込む_「ROBBER’S COMPANY」の魅力

 

本作は従来のアニメとは異なる部分があります。魅力として以下の3つをご紹介。

 

1.ファッション×アニメという新ジャンル

 

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ROBBER’S COMPANYの最大の魅力は、ファッションを題材にしたアニメであるということ。実際思い返してみると、これまで”ファッション”と”アニメ”、それぞれのジャンルは、まるで相反するものとして存在・認知されているような気がしませんか?

ROBBER’S COMPANYはそのような既成概念を良い意味で覆す作品になっています。

 

2.1話5分で見れる新時代型Webアニメ

 

2つ目の特徴としてあげられるのが、1話たったの5分でみれるという時代のニーズに合わせた長さ。帰りの電車、ちょっと思い立った時に5分間だけスマホでみれる。このスマートさがROBBER’S COMPANYの魅力の1つです。

 

3.声優にORESAMAのぽんさんを起用

 

3つ目の特徴として、主人公FUNNYの声優に、歌手として活躍中のぽんさんを起用していることがあげられます。ぽんさんは、渋谷を中心に活動している男女2人組ネオポップス・ユニット『ORESAMA』のボーカルとして活躍中。

彼女らが表現している音楽の世界観と本作が表現していることもどこか類似しているものがあります。

 

“ファッショナブルなアニメ”を_制作者の想い

さて、今回は制作者の高尾 圭(タカオ ケイ)さんと蛯沢 あゆみ(エビサワ アユミ)さんにお越しいただき、作品の魅力や今後の展望について語っていただきました。

 

——本日はよろしくお願いいたします。まず、ROBBER’S COMPANYは”ファッション”と”アニメ”を掛けあわせた、というところに最大の魅力を感じます。どのような背景で生まれたのでしょうか。

 

高尾 背景として、前作『ロクの世界』で家族向けのアニメを作っており、広いターゲットに届けたいという思いがありました。ですが今回は「より身近なところに向かって作品を作っていこう」ということから始まったのがきっかけです。

実際にターゲットを設定する時、僕や蛯沢の周りに”ファッション”も”アニメ”も好きという人が意外にいるので、本当に身近なその人たちに向けて作品を作ってみたら面白いものができるのではないか、そのような思いから本作、ROBBER’S COMPANY を作り始めました。

 

——確かにファッションとアニメを組み合わせるというのは斬新ですね。そのような中で1つのエピソードを5分に設定している理由などはありますか。

 

高尾 もともとWebアニメという形を取ろうとはしていました。となると、しっかりテレビで30分アニメを見るというよりも、スマホ上で気軽に楽しめるものになるのだろうと思いそのような設定にしました。ただ実際にはスマホよりもパソコンから見られていることの方が多いみたいですね。(笑)

 

 

——実際自分もパソコンから見させていただきました。その理由として、Vimeo(クリエイター向けの動画共有プラットフォーム)を通して公開しているということがあるのではと思うのですが、なぜYouTubeではなくVimeoをお使いなのでしょうか。

 

高尾 ”ファッション”と”アニメ”という形を取った時、プラットフォームもファッション感のあるものを使用した方がよりブランドイメージも固まるのではないかと思い使用しています。YouTubeでもパイロットムービーも公開はしておりますが、作品自体はVimeoで公開し、イメージを絞るようにしています。

 

——なるほど。ファッション感のあるものということですが、何か”カッコイイ”という観点で意識していることはありますか?

 

高尾 作品自体を作る上であまり人の目を気にせずに”作りたいものを作る”という想いのもと作っていますね。あまりいいことではないんですが。(笑) でも、そういうのがカッコよさにつながるのではないかと思っています。

 

 

——ところで、3DCGというと普通のアニメとは違って打ち込みになるかと思います。実際に5分間のアニメーションを作るにはどれくらい時間がかかりましたか。

 

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高尾 いま、制作を始めて2年と2ヶ月ぐらいになります。6月に終わる予定になっているので、合計30分ほどの作品に対して2年くらいという計算ですかね。CGに関しては7人、音やwebのスタッフなども含めると20人ほどで制作しています。

 

——どのあたりが一番大変な作業でしたか。

 

蛯沢 最初全てのデータを準備するのが大変でしたね…

高尾 人形アニメーションを想像してもらうとわかりやすいかと思います。人形アニメではキャラクターになる人形や背景を準備してコマ撮りで1つ1つ元になる動きを作るのですが、CGもそれと似ていて、最初に必要なキャラクターや背景のデータを揃えるのが非常に大変でしたね。

 

 

 

蛯沢 CGっていうとパソコンが全部やってくれそうなイメージがありますが、実は地道な作業の積み重ねが必要なんですね。

高尾 特に1話って色々なものを準備しなきゃいけないんですよ。だから第1話を作るのにはどうしても他のエピソードの倍くらいかかりました。またスタッフはそれぞれ別の場所で作業しているので、スタッフが制作したデータを集めて管理するのも大変でした。

 

——なるほど。5分という短い時間の中にも多くの苦労があるんですね。何か本作を作り感じたこと、今後の展望や課題などがあれば教えてください。

 

高尾 やはり”アニメ”と”ファッショナブル”を掛け合わせたことで独特の世界観があり、面白い作品に仕上がったのではないかと感じています。また内容自体もものすごくデフォルメされた世界のように見えるじゃないですか。そんなデフォルメされた世界の中でも、最後に主人公のFUNNYにどこか共感できるような作りになっているのではないかと思っていまして、それがある意味1つの魅力であり、最後まで見て欲しいなぁという想いです。(笑)

 

 

今後の課題としては、自分たちがいいというものを作りつつも、それを見て楽しんでくれている人が”いいね”と思ってくれることが次の目標かなと思います。実際に本作では自分達がやりたいことを盛り込みすぎたので、次はよりシンプルに、わかりやすい内容のものを作ってみたいなと思います。

 

 

——ありがとうございます。最後に視聴者に向けてなにかあればどうぞ!

 

蛯沢 作品のデザインを担当している立場からすると、主人公のFUNNYは”ファッショナブル”と”アニメ”の要素を取り入れたROBBER’S COMPANYを象徴するキャラクターになっていると思います。今後は新しいキャラクターも出てきますし、FUNNYとFUNNYを取り巻くキャラクター達の結末にも注目して見ていただければと思います。

高尾 ROBBER’S COMPANYは全6話構成ですが、話数ごとに色を出そうというイメージのもと作っています。3話はアクション満載でしたが、4話もまた違った色味、ストーリーの展開になっていて、起承転結で言えば「承」から「転」へと展開が進むところです。いよいよ話の展開が見えてくるので、どうぞお楽しみに!

 

気になる第4話!いよいよ公開

 

いよいよROBBER’S COMPANY第4話が公開されました。制作者からのコメントも届いているのでどうぞご覧ください!「少しずつ解き明かされる会社の謎。そして更なる試練がFUNNYを待ち受ける…!果たしてFUNNYはファッションデザイナーになる夢を叶えることができるのか!?」

●Episode 4