【サッカーベストゴール集】「プスカシュ賞」全て見せます!

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「プスカシュ賞」とは?

サッカーにおける「ゴール」、それはこのスポーツにおいて最も美しいシーンであり、見る者の心を突き動かし、そして人の人生さえ変えうる可能性を秘めているもの。 フォワードはゴールを決めるために動き、ディフェンダーやキーパーはゴールを守るために動き、ミッドフィールダーは彼らの手助けをするなど様々な形はあれど、 ゴールはプレーヤー、監督、チーム、ファンなどサッカーに関わる全ての人間の目的であり、皆がその魅力に取り込まれ追い求めているのです。 そんなゴールにも、様々な形があります。 ゴールはサッカーの中で最も美しいシーンですが、その中でもとりわけ高度な技術により美しく決まったゴールというのは、スポーツを芸術に変えてしまいます。 そんな瞬間は、敵味方関係なく見た人全てがただただ唖然とするばかりでしょう。 そして味方は当然狂喜乱舞し、敵でさえも「これは参った」と相手に拍手を送りそうになり、サッカーファンは何度もリプレイを見てうっとりと見入ってしまうのです。 「FIFAプスカシュ賞」、 それはそんな芸術的なゴール一つで、その年最も見る者を魅了した選手に贈られる「年間最優秀ゴール賞」。 かつてレアル・マドリーなどで活躍した往年の名選手、フェレンツ・プスカシュの名前が賞の名前になっています。 創設されてからまだ6年と、歴史の新しい個人賞です。 「○○選手が決めたスーパーゴール」とはよく聞きますが、 1年のうち何千と生まれるゴールの中からベストゴールに選出された「プスカシュ賞受賞ゴール」の凄さはレベルが違います。 「スーパーゴール」の頭にさらに「ミラクル」「グレイテスト」「アンビリーバブル」などもくっつけたくなるような圧倒的なものばかりです。 今回は、創設から6年、過去プスカシュ賞に選ばれた6つのアンビリーバブルなスーパーゴールを一挙ご紹介。 同じ人間がボール一つで生み出した芸術に、驚愕して見とれてしまいましょう。 それでは、初代受賞者はこの選手。

◎FIFAプスカシュ賞2009 クリスティアーノ・ロナウド (08-09シーズンUEFAチャンピオンズリーグ ポルト戦)

初代受賞者はかつてマンチェスター・ユナイテッドで世界最優秀選手賞「バロンドール」を受賞し、レアル・マドリーへ移籍してからも活躍を続け現在バロンドールを2年連続受賞中のクリスティアーノ・ロナウド。 彼がまだユナイテッドに所属していた時のゴールであり、その力をまざまざと見せつけるような圧巻のゴールでした。 センターサークル付近で味方からのパスを受けると、すぐさま前を向き迷うことなく右足を一閃。 ゴールまでの距離、なんと約40メートル。 にも関わらず、ロナウドのキック技術ととてつもないパワーで生まれたシュートは勢いを失うことなくまっすぐゴールに突き刺さり、見る者はあっけにとられました。 このシュートスピードは、およそ時速140kmと推測されています。 一発目にしては少々圧巻過ぎたかもしれませんね。 続いて、第2回目の受賞者です。

◎FIFAプスカシュ賞2010 ハミト・アルティントップ(UEFA EURO 2012予選 カザフスタン戦)

第2回目、2010年度のプスカシュ賞受賞者はトルコ代表ハミト・アルティントップ。 4年に一度ヨーロッパ最強国を決めるUEFA EURO、その予選で飛び出したアルティントップのスーパーゴールが、2010年のベストゴールに選ばれました。 そのゴールがこちら。 コーナーキックからまっすぐ飛んできたライナー性のスピードボールに対して、アルティントップはそのままボレーシュートを選択。 コントロールするのが難しいパスでしたが、ボールは思い切りよく振りぬいたアルティントップの右足にジャストミート!右上隅の完璧なコースに完璧なシュートが突き刺さったのでした。 あまりのスーパーゴールに会場は騒然。 プスカシュ賞に選ばれるにふさわしい、味方も敵も脱帽するしかなかったゴールと言えるでしょう。 お次は第3回目の受賞者です。

FIFAプスカシュ賞2011 ネイマール(カンピオナート・ブラジレイロ2011 フラメンゴ戦)

第3回目、2011年度の受賞者はブラジル代表の若きエース、現バルセロナ所属のネイマール。 受賞当時は18歳でした。 18歳当時、ブラジルのサントスでプレーしていた時から有名な選手ではありましたが、その才能をまざまざと世界に見せつけたそのゴールがこちら。 足元のボールコントロールといい、味方の使い方といい、圧倒的なその技術に相手ディフェンダーもネイマールを止めるすべ無し。 最後のシュートシーンも、キーパーが足元に飛び込んできたのをよく見て、ボールを浮かせて巧みにゴールネットに流し込んでいます。 現在は名門バルセロナへプレーの場を移し、世界最高峰の舞台で活躍するネイマール。 バルセロナの歴史に名を刻む選手となるでしょう。 続いては第4回目の受賞者です。

◎FIFAプスカシュ賞2012 ミロスラフ・ストフ(2011-2012トルコ・シュペルリガ ゲンチレルビルリイ戦)

2012年度の受賞者はサッカーファン以外にはあまり知られていないスロバキア代表のミロスラフ・ストフ。 今はUAEのアル・アインでプレーしています。 それでも彼が受賞当時プレーしていたのはトルコの名門フェネルバフチェ。度々ヨーロッパ最高峰の舞台で戦っているチームです。 陰なる実力者がこの年生み出したスーパーゴールとはどのようなものか? とくとご覧いただきましょう。 コーナーキックからの鮮烈なボレーシュート。形としては上で紹介した2010年度のアルティントップのゴールに似ていますね。 しかしこれはアルティントップのゴールとはまた違った凄みがあります。 スーパーゴールとは、技術はもちろん必要なのですが、「思い切ってやってみたらたまたま凄いの決まっちゃいました」というような、場当たりな運的要素から生まれやすいものです。 しかしこのスーパーゴールは、そのキックフォームなどを見てサッカーファンの筆者が考える限り、ストフは狙って蹴ってます。 思い切りだけでなく、そこに正確な狙いも定めてのスーパーゴール。知名度を考えると、サッカー界の広さを痛感させられます。 お次は第5回目の受賞者です。

◎FIFAプスカシュ賞2013 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(国際親善試合 イングランド代表戦)

2013年度の受賞者はサッカー界のカリスマ、スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモヴィッチ。 自らを貫く姿勢と物怖じしない言動や立ち振る舞い、そしてそれらを裏付ける実力を持っており、その男らしさはサッカーファンに関わらず高い人気を誇っています。 母国スウェーデンでは彼の名にちなんだ「zlatanera(支配する)」という単語が辞書に登録されるほどの偉人。 彼のまっすぐな姿勢が書き出された自伝は日本でも発売されています。 豪快なプレースタイルゆえに、思い切りの良いスーパーゴールが多い選手。 そんなイブラヒモヴィッチの、年間ベストゴールに輝いた珠玉のスーパーゴールがこちら。 この距離からのオーバーヘッドキックでのゴール。サッカーの常識を覆す、まさに規格外の一撃。 しかしこの型破りな感じこそ、「THIS IS ZLATAN」と言えるでしょう。 それでは、お次で最後です。 直近の第6回プスカシュ賞、昨年の受賞者をご紹介します。

◎FIFAプスカシュ賞2014 ハメス・ロドリゲス(FIFAワールドカップ2014決勝トーナメント1回戦 ウルグアイ代表戦)

  第6回、昨年度の受賞者は、今シーズンレアル・マドリーに加入し大活躍中のコロンビア代表、ハメス・ロドリゲス。 2014年度のプスカシュ賞ゴールは、彼が一躍その名を世界中に轟かせた昨年のワールドカップで生まれました。 決勝トーナメント1回戦で南米のライバルウルグアイと激突したコロンビア。グループリーグでも絶好調だったハメスはこの試合も2ゴールと大活躍。 チームをベスト8へと導いたわけですが、とりわけそのうちの1ゴールは世界に衝撃を与えた圧巻の一撃でした。 ウルグアイを沈めた、ワールドカップ史に残る鮮烈なスーパーゴール。 もしかすると覚えている方もいるかもしれませんが、極上の一撃を堪能しましょう。 こちらです。 限られたスペースの中で、後ろから来たボールを胸トラップして前を向きシュートを撃つまで、全てにおいて無駄のないプレー。 そしてその難しい一連のコントロールから繰り出される、パワフルかつ変化のかかった極上のシュート。 そんなプレーを、国を背負った大一番で繰り出せるメンタル… まだ23歳、これからまだまだ伸びると考えると、恐ろしいですね。 いかがでしたでしょうか? 同じ人間が足とボールだけで生み出す芸術をお楽しみ頂けたでしょうか。 サッカーというスポーツにおける最高級のプレーがどういうものかをご覧頂けたかと思います。 筆者はこの中のゴールの半数を観戦中に見る事が出来ましたが、このようなうっとりしてしまう美しい瞬間に巡り合えることこそ、サッカーを見る楽しみです。 そしてそんな瞬間が生まれる可能性が、全ての試合に秘められているのです。 ゴールの一つ一つが、人を歓喜させ、落胆させ、人生を動かし、歴史を動かします。 サッカーを見ることで、あなたもそんな瞬間の目撃者になってみませんか?