【フィルターとおさばら!】どんな写真もおしゃれに写ルンです。
mizo
フィルター、面倒になってきたんです

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お久しぶりなんです
気軽に写真の雰囲気を統一できるものがある。 きっと君も見たことがあるだろう、どこか懐かしみを感じるアレ。 家に仕舞ってある幼い頃のアルバムを見ているかのような、どことなく時代を感じるアレ。 そう、それはFUJIFILMの『写ルンです』。 約20年前にブームとなった『写ルンです』が、レトロで味があると再ブームに。 以前は携帯にデータを移すことができなかったが、CD-ROMとして現像することで携帯にも保存ができ、SNSに投稿することができる。今の若い人にも親しまれるように進化して帰ってきた。 ここでは、写ルンですの使い方や注意点などを紹介する。
自分にあったものがあるんです
写ルンですには3つのモデルがある。 それぞれ価格やシチュエーション、機能などが違うため、自分にあったものを選ぼう。①写ルンです シンプルエース
手軽な価格で初心者におすすめのスタンダードモデルだ。 ファインダーが大きいため、誰でも簡単に綺麗な写真を撮ることができる。 撮影枚数は29枚と30枚がある。➁写ルンです 1600 Hi・Speed
シャッタースピードが速いため、被写体ブレや手ブレに強い。 また、撮影距離も広く、友達や彼女とのセルフィーに向いている。 撮影枚数はシンプルエースと同様、27枚と39枚がある。➂水に強い写ルンです New Water Proof
上記2つとは違い、防水機能があるため、レジャーで使うことができる。 水深10mまで対応しているため、プールなどで活躍するだろう。 冬はスキー場に持っていくのもいいかもしれない。 撮影枚数は27枚のタイプのみ。 現在、Amazonでの取り扱いはないが、カメラのキタムラで購入は可能だ。ウォータープルーフのタイプはレジャーでの使用を勧めるが、他は日常生活でも気軽に使えそうだ。 ただ、高速シャッターがついている方のタイプは、感度もシンプルエースよりよく、現像した時に写真が少し荒くなる可能性がある。 写真として現像したい人にはシンプルエースがおすすめだ。
どうやって撮るんです?
撮影方法は至って簡単だ。 本体を袋から取り出し、撮影前にフィルムを巻くだけだ。あとは撮りたいものを撮ろう。 「それだけ?普通のカメラと同じじゃん」 撮るだけだといったらカメラもしくはスマホと同じかもしれない。 だが、決定的な違いはスクリーンがなく、ファインダー越しの自分の感覚を頼りに撮ることだ。 難しいと思うかもしれないが、逆に、どんな仕上がりになるか現像するまでわからないのも写ルンですの魅力のうちの1つ。 そこで、ただフィルターを覗くだけではない写ルンですの構え方をFUJIFILMは紹介している。スタンダード
ファインダーを覗き、脇をしめて撮る方法。 この方法は写ルンですならではの撮影方法で、スマホで撮り慣れている人には新鮮だ。 構図などをしっかり考えて撮影したい人におすすめだ。ノールック
その名の通り、ファインダーを覗かない撮影方法だ。 構図を確かめることができるスタンダードとは違い、出来上がりが現像までわからないワクワク感がある。 また、被写体に話しかけながら撮ることができるので自然な表情などを撮ることができるだろう。ハイ&ロー
これは自分の頭上に写ルンですを構えたり、地面に置いたりして撮影する方法だ。 ノールック同様、自分の目でフィルターを覗くのは難しい。だが、いつも見えている風景をがらりと変えることができ面白い写真が出来上がる。スマホなどを使っているとスクリーンを通して写真を撮りがち。 自分の目で見えるものを綺麗に撮るだけではなく、自由にシャッターを切ろう。
フラッシュっていつ使うんです?
ウォータープルーフタイプ以外にはフラッシュが内蔵されている。 スマホなどを使っていると、いつフラッシュをたけばいいのかわからない。 「写らないんです」にならないためにもフラッシュは必要。そのシチュエーションをここで紹介する。 もちろん、夜間はフラッシュを使わなければ何が何だかわからない真っ暗な写真ができる。 ではこれはどうだろう。 「天気のいい日、フラッシュなんていらないや」 その通り。天気のいい日中はフラッシュをたかなくてもいい写真を撮ることができる。 だが、そんな日にも落とし穴。 日陰や木陰に入って撮影する時は、日光がきちんと当たらないためフラッシュを使用することを勧める。 また、室内でもフラッシュをおすすめする。 彼女の美味しいものを食べている姿をぱしゃり。 電気も明るいしいけるだろうと思っていても、思ったより暗くなってなんだか残念。 ということになってしまう。 しかし、フラッシュを使うことでスマホでは諦めていたシチュエーションが撮影可能になる。 それは逆光だ。 いい写真が撮れる。そう思ってスマホで挑戦するが「あ、逆光だった」なんて経験をしている人はいるのでは。 光には光を、というわけではないが、逆光だったらフラッシュを使ってみるといいだろう。 現像してみたら思ってたより暗い…。 せっかくのいい写真が悲しいことに。これを気をつけるんです

あと、個人的には、いかに好きな子や彼女を可愛く撮ってあげるか。カメラ写りを気にする女子にとって、写ルンですには盛れる要素はあまりない。 だからこそ、女子を撮る時にはいつも撮る時より少し意識してあげるといいかもしれない。 ありのままの素の可愛さを。
おすすめ撮影シチュエーションがあるんです
写ルンですだからこそより綺麗に撮ることができるシチュエーションがある。 わたし目線になってしまうが、参考程度にどうだろうか。スマホじゃ何気無い街並み
いつもは目にしている街並み。 地元でも、大学付近でもいい。 君にとって気にも留めない場所。 そんな場所はないだろうか。 だが、そんな風景も、ファインダーを覗くとがらりと変わる。 写ルンです独特のレトロな感じが街並みを少し特別な場所へと変える。
スマホじゃ色が薄まる青空
晴れた日には海までドライブ。青い空に青い海、つい写真を撮りたくなる。 しかし、「見ているものと色合いが変わってしまう」なんてことはないだろうか。 あんなに真っ青なのに。 どうしてスマホだとうまく形にならないのだろう……。 写ルンですで撮ることでレトロ感な感じが空を少し色濃くしてくれる。
スマホじゃただの夜の写真
「友達と呑みにいく」「彼女と夜ご飯を食べにいく」 よし、写真を撮ろう。 ぱしゃり。 いや、うん、光ないし、夜撮るとこんなものか。 そんなシチュエーションも、写ルンですは一味変える。 夜間ではフラッシュを使うことで、周りが暗くなるため一気におしゃれな写真へと変身。
スマホじゃほんとに霞んでるだけの煙
