メンズのレザーライダースの着こなしテクニック、今どきの着こなし方や最新おすすめアイテムをご紹介します。
「革ジャンが似合わない」「ライダースとダブルライダースの違いがわからない」そんな悩みや疑問を抱えた男性は要チェック!
ライダースの知識やかっこいい着こなし方を覚えて、意中のあの子に大人の男性アピールしちゃいましょう!
ライダース・革ジャンってどんな人が似合う?
ライダースは保温性は低いですが、防風性は高いジャケットです。バイク乗りに人気が高く丈夫なつくりのアウターです。
ハーレーに乗ったワイルドなおじさんが、よく映画に出てくるのを観たことがあると思います。無骨でカッコいいなとは思いながらも、自分と違いすぎる感じがして実際には手が出しにくいですよね。
しかし近年は、ライダースは女性の間でも人気アイテム。ハードなイメージがなくなりつつあります。映画のように自分はカッコよくないから・・・と思わずにぜひとも挑戦してみましょう。
ライダースは見た目はとてもカジュアルですが、つやがありきれいめ要素も含んでいます。
「合う洋服を買わなくちゃ!」
ということもなく、手持ちのアイテムで十分コーディネートできますよ。
自分には似合わないと決めつける必要はありません。コーディネートの仕方さえわかればあなたにも似合います。ライダースで今よりもっとおしゃれを楽しみましょう!
ライダース・革ジャンってどんな服?
ライダースの種類は形と素材で分けられています。
ライダースの形
- シングルライダース(前立てが一重のシンプルなデザイン)
- ダブルライダース(前立てが二重で男らしいデザイン)
素材には以下の2種類の革が使われるためライダースは「革ジャン」(革ジャンパー)ともよばれます。
レザーの種類
- 本革(リアルレザー『動物の皮でつくられたもの』)天然素材なので高価、メンテが必要です。徐々に身体になじんでくるので長く愛用できます。
- 合皮(フェイクレザー『ポリウレタンでつくられたもの』)手入れが不要で値段も安いです。
ライダース初心者のかたはジャケットの色は黒色で手入れが不要な合皮のアイテムから挑戦しましょう。
ライダース・革ジャンが似合わない3つの間違いとは?
間違いその①サイズ選びの間違い
ライダースやダブルライダースは単体で見てもシルエットがカッコいい分、サイズ選びがとくに重要です。他の洋服以上にサイズ感次第で安いものでもカッコよくなれるし、高いものでもダサくなるアイテムなんです。
サイズは慎重に選ばないとコートのようにごまかしはきかず、着られてる感が強くなります。素材によっては全く伸びないため着心地が悪いことも…。せっかく買ったのにタンスの肥やしになっては残念ですよね。
選ぶ際は肩幅は少し小さい方がいいですが、着丈や身幅・袖丈の長さは注意してください。
合わせるインナーがパーカーなど厚手のものなら身幅は余裕があった方がいですが、基本は「ジャストサイズ」か「少しタイトでコンパクト」なものを選ぶことを意識してみてください。
また、袖丈も長すぎるものはNGです。腕をおろしたときに手首あたりに来るものにしましょう。
ライダースを選ぶときはサイズ選びを慎重にすることが鉄則です。
間違いその②素材選びの間違い
ライダース・ダブルライダースともに素材選びには注意しましょう。素材には本革や合皮があり、知らずにテキトーに選ぶと「思ってた感じと違う!」となるからです。
種類によって硬さや光沢、着心地もかわります。他人に与える印象も違ってくるので素材選びはしっかりとしましょう。
本革(リアルレザー)の特徴
たとえば、本革のアイテムは動物の皮をなめして使われています。
主なレザーの種類
- 牛革(重厚感があり硬派なイメージにみえる)
- 馬革(デリケートで希少価値が高く質感は柔らかい)
- 羊革(薄くて軽く柔らかい)
- やぎ革(牛革ほど硬くはなく光沢を抑えたマットな質感)
それぞれに特徴がありますが、初心者には「羊革」がおすすめです。羊革のアイテムは薄くて柔らかいため、着心地がよくサラッと着れるからです。本革のアイテムは天然素材のため金額も高くなりますが、大事に使えば長く愛用できますよ。
合皮(フェイクレザー)の特徴
合皮の商品から選ぶ際は、「質感」に注目すると失敗しづらいです。テカテカしていたり、ペラペラして安っぽいものには要注意!
合否は素材の特性上、経年劣化するため2~3年で交換となることも理解しておきましょう。しかし、安く購入できて、近年では見た目は本革と謙遜なくなってきていることがフェイクレザーのライダースの魅力です!はじめてのライダースは合皮のアイテムをおススメします◎
間違いその③合わせるアイテムがカジュアルすぎる
ライダース・ダブルライダースともに、着丈が短く素材もツヤがあり、カチッとした印象の生地です。
その反面、ダブルライダースは装飾の多さが起因してカジュアル感も強いアイテムです。きれいめアイテムと組み合わせて、バランスのとれたコーディネートを組むように意識しましょう。
ライダースと相性のいいボトムス
- 黒のスキニーパンツ
- スラックス
- テーパードパンツ
カーゴパンツやデニムパンツはカジュアルすぎるので、初心者には不向きかもしれません。
ライダースと相性のいいトップス
- 白シャツ
- 無地の白Tシャツ
- ハイゲージのニット
ライダースと相性のいい靴
- 白のローカットスニーカー
- 黒のローカットスニーカー
ブーツやハイカットスニーカーだと足元が目立ちすぎるのでローカットがおすすめです。ライダースと異素材の靴をチョイスすることで簡単にオシャレ上級者コーデの完成です!
ライダースの似合わせテクニック3選
ポイント①体型を活かす着こなしをする
出典元 wear.jp
ライダースは体型を隠すために使うのは難しいアイテムです。基本はジャストサイズか、少しタイトに着ないとカッコよくなりません。
普段から鍛えている人や、胸板が厚めの人はダブルライダースより、シングルライダースのほうがおススメ。シンプルなデザインなので威圧感が出づらく印象が良くなります。反対に線が細い人は、装飾が多いダブルライダースでもイカつい印象は与えにくいのでチャレンジしてみましょう。
ぽっちゃりの人や足が太い人はダブルライダースが似合いやすいです。映画のバイカーの人もダブルライダースを着ているイメージが強いですよね。
体格がいいのはダブルライダースほどインパクトの強いアウターに負けない個性です!活かす着こなしを楽しみましょう。
体型にコンプレックスを持っている人でも、基本は「袖丈や肩幅は体型に沿ったもの」を選んでください。ライダースのインパクトでコンプレックスを打ち消してくれますよ。
共通していえることですが、
ライダースもダブルライダースも前のジッパーが閉まらない場合は無理に閉めなくてOKです。イカつい感じになりすぎず、女子受けも良くなりますよ!
ポイント②柔らかめの素材から挑戦
出典元 wear.jp
レザーの質感は、重厚感があるものから柔らかいものまで様々です。どれをチョイスするか悩みどころですが、まずは柔らかめの素材から挑戦しましょう。
硬い素材よりも柔らかい素材の方がサラッと着れて、合わせるアイテムも選ばないのでおススメです。身体に生地がなじむと疲れにくいし、見た目もソフトで合わせるアイテムが簡単になります。
本革から選ぶ場合は羊革(ラムレザー・ラムスキン・シープスキン)のように柔らかいものがいいですね。
合皮だと素材の問題で本革よりもどうしても硬くなりやすいです。厚手のものより薄手のアイテムを選ぶと硬さが気になりませんよ。
ポイント③はじめはモノトーンコーデから挑戦
出典元 wear.jp
レザーといえば茶色が定番と思う方もいますが、黒のライダースを使ったモノトーンコーデが簡単です。メンズファッションの定番であるモノトーンコーデは、キレイめスタイルで女子受けも◎
インナーに白を合わせて、パンツは黒、靴も白か黒にしましょう。スニーカーやブーツを選ぶときは、ソールが薄いものを選ぶと足元が強調されずに、大人っぽい印象を与えられるのでぜひ試してみてください。
革ジャンはモノトーンコーデから始めて徐々にパターンを増やしましょう。
ライダース・革ジャンの今っぽい着こなし集
シングルライダースできれカジIラインコーデ
出典元 wear.jp
モノトーンのシンプルなIラインコーデは王道です。女子受けも良く、いつの時代も外せませんね。カジュアルコーデが多い人こそまずはこのコーデをマネしてみてください。
ライトアウターの出番が多い秋や春はカットソーに細身のパンツを合わせて、サラッとライダースを羽織りましょう。インナーの裾からチラ見せや、足首を見せることでライダースのハードな印象がなくなります。
ダブルライダース×白シャツで辛口モノトーンコーデ
出典元 wear.jp
ダブルライダースはなるべく装飾が少ないタイプを選ぶと、コーデがしやすいですね。
前のジッパーは開けて着ることで抜け感も出て、柔らかい印象になります。ライダースとシャツの着丈が同じにならないように、シャツは少し長いものにするのがポイントです。
シャツも黒パンツもきれいめなアイテムをチョイスすることで、ダブルライダースでもカジュアル感が出ないのが分かりますね。
サックスブルー×パーカーできれいめスタイル
出典元 wear.jp
慣れてきたらちがう色を試すのも良いですよ。海外スナップのように真っ赤なレザーなどもカッコいいですが、画像のように白や黒に近い色にすると、コーディネートしやすいですね。
シンプルなライダースに合わせているトップスはカジュアルアイテムであるパーカーですが、白にすることで清潔感もアップします!パンツは黒、靴は革靴でキレイめカジュアルなスタイルの完成です。
足くびを見せてカジュアル感をプラスし、バランスをとっています。初心者でもマネしやすいコーデですね。
ダブルライダース×ハイネックニットのきれいめワイルドスタイル
出典元 wear.jp
ライダース×ニットも外せないのでぜひ取り入れましょう。インナーにニットをはさむと防寒力もアップし、大人っぽいイメージも与えられます。
ダブルライダースはアイテム自体が主張するパワーを持ってるので、ニットやシャツなどシンプルなアイテムとの相性抜群です。ニットはタートルネックやハイゲージタイプにするとドレス要素が高くなり、おしゃれに見えます。
レザー×フードジャケット
出典元 wear.jp
レザージャケットにはパーカータイプもあります。
フードがあると顔が小さく見える効果があるため、全体のバランスがよく見えますよ。パーカータイプなので通常タイプより防寒性にも優れてます。
ジッパーは全部閉めてもOKですがダブルジップになってるものが多いため、下だけ開けてインナーをチラ見せするとよりオシャレ度UPです。
ライダース の今季オススメはこれだ!
【BEAMS】フェイクレザー シングルライダースジャケット
価格:¥13,200(税込)
※価格は変動する場合がございます。
出典元 beams.co.jp
本革のようなリアルな光沢と質感でつくられたフェイクレザーのライダースジャケットです。トレンドに左右されないノーマルフィットのデザインはいつの時代も着れますね。
身幅は細いので、インナーはカットソーや薄手のニットなどを選ぶといいですよ。重量も軽いので疲れにくく、シンプルコーデでサラッと着こなしましょう。
【tk.TAKEO KIKUCHI 】シンセティックレザーシングルライダース
価格:¥15,400(税込)
※価格は変動する場合がございます。
出典元 zozo.jp
本革は手入れが必要で雨にも弱いため、毎日のように着たい方には合皮がおすすめです。近年の合皮は本革に見た目が近く、ほどよいマット感が日常に溶けこみます。
柔らかなシンセティックレザーを使用しており、シンプルなスタイル。細身ながらも着心地の良さが魅力的です。
【UNITED ARROWS】シープ シングル ライダースジャケット
価格:¥28,600(税込)
※価格は変動する場合がございます。
羊革(シープスキン)を使用した柔らかい着心地のシンプルライダース。ナチュラルな光沢感で、厚みはもたせながらも着心地がよく羊革は柔らかさもあります。
画像のようにややなで肩の設計で、肩が張らずらくに着れるので初心者にも手にとりやすい一着ですね。
光沢感を抑えたアイテムで、白シャツなどのキレイめアイテムはもちろん、パーカーやTシャツにもよく合います。裏地はポリエステル100パーセントでサラッとしており、ごわつくニットの上からでも引っ掛かりなく着れますよ。
まとめ
みなさんのライダースへの疑問は解決できましたか?
ライダースは購入後にお直しができません。サイズ感には十分に気を付けて自分にあったアイテムを探してみてくださいね。
合皮の安いものは¥5,000くらいから、本革の高いもので¥10,000を超えるようなものまであります。
選び方が分かればあなたもきっと革ジャンの魅力がわかって、ライダース沼のとりこになるはずです。
ライトアウターの鉄板「ライダース」を、恥ずかしがらずにぜひ手にとってみてくださいね。今よりワンランク上のコーデが楽しめるようになりますよ。
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