男女の考え方の違いがもたらすモテのズレと対処法
モテない君たちへの女性目線の恋愛指南シリーズ”オタク君を好きになった。”最終回!
恋愛って難しい...そう思うのは、男女で考え方に違いがあるから。
なぜこうも違うのか?モテに近づくにはこの差にどう向き合えばいいのか、Saraちゃんから君たちへの最後の助言をお届け!
男女の脳の設計図は違う
男女の脳の設計図が違うというのは、言い換えれば考え方の違いだ。
ここで、これまでにわたしが感じた男女の考え方の違いに関するエピソードを2つ紹介する。
まずは、わたしが前にお付き合いをしていたA君との小さな喧嘩の話から解説。
一緒に食べたかったプリン
あるときわたしは、A君と一緒に美味しいと有名なプリンを食べようと、2つ買って帰宅した。
夕飯を食べ終わって、わたしは洗い物を、オタク君は何か作業をしていた。
後片付けが終わったからA君とプリンを食べようと冷蔵庫を見ると、プリンが1つになっていた。
「え?もしかしてプリン食べた?」とA君に尋ねると、「うん、食べたけどSaraの分は残してあるよ?」と言った。
一緒に食べたかったわたしは少し悲しくなって「そう。」と言った。
自分のプリンを冷蔵庫から取り出してソファに腰掛けると、A君が「え?何か怒ってる?」と聞いてきた。
わたしが「一緒に食べたかった」と言うと「え、Saraの分は残してるんだから別によくない?」と言われ、ゴングが鳴った。
わたしは、一緒に食べたかったって言ってるのに!
A君からすれば、一緒に食べようと別々で食べようと味は変わらないし、2つとも食べてしまったわけでもないのになぜ機嫌を損ねているんだろう?と思ったのかもしれない。
確かにそれは事実かもしれないけれど、わたしの気持ちはないがしろにされた気分だった。
こんな風に男女は同じ人間という生物だけど、男性は理論的な思考を持つ傾向にあって、女子は感情的な思考を持つ傾向にあると聞いたことがある人もいるだろう。
理論的、感情的と言った分類じゃないにしろ、やはり男女の考え方には明らかに違いがあることは誰もが感じたことがあるはず。
男子は女子の喜びを活力にできる
あるとき友人の男女複数人で飲み会をしていると、1人の男子が「女の子ってテーマパークとか好きだよね!」と言った。
確かに好きな女子は多いし、わたしもその1人。
「あんな長蛇の列によく並べるよね!?」と他の男子も苦い顔をした。
わたしは、「でもデートで行くと男子も楽しそうだし、テーマパークはみんな好きなんじゃない?」と言うと、男子たちは口を揃えてこう言った。
「一緒にいる女の子が楽しそうだからだよー!それを見るのがいいんだよ!」
!?!?!?!?!?
正直理解出来なかった。
人が楽しそうなのを見るのは確かに嬉しいと感じることもあるけれど、あの長蛇の列に並べるほどの理由になるのか!?と心底驚いた。
わたしは思った。
”女”が”喜ぶ”と書いて”嬉しい”なんて、考えたのは絶対男だ。
男ウケと女ウケの差はどこにあるか
男ウケと女ウケなんて言葉が生まれている時点で、差があることは歴然。
わたしが思うに、モテる女子は同性から少なからず妬み嫉みの対象になりやすい。
男ウケは良くても女ウケは良くないということだね。
変わってモテる男子は、同性から憧れの対象になりやすいと感じる。
男ウケの良い男子は比較的に女ウケもいいということ。
なぜそうなってしまうのか、わたしの見解をお話する。
まずは女子だけれど、やっぱり感情が先に表に出る。
男子からちやほやされている女子がいて、羨ましいとか悔しいという感情になったとする。
そこから思考を挟まず、妬み嫉みに直結。
なぜ羨ましいと思ったのか、悔しいと思ったのかは後からついてくる。
「本当はわたしもA君のこと気になってるけどあまり話せないから、話せていいな」とか「わたしは話しかけてもらったことないのに、あの子は話しかけてもらえてた、悔しい」とかね。
女子はすぐ泣くっていう男子がいるけれど、あれも感情が先に表に出てしまうから。
正直、泣き始めはなんで自分が泣いてるのかピンときていない人も多い。
話しながらよくよく考えたら、「○○が悲しかった」とか「○○って言われて腹が立った」とか涙が出てきた理由がわかってくる。
次に男子で逆のパターンを想像しよう。
女子からちやほやされている男子がいて、同様に羨ましいとか悔しいと思ったとしても、最初から理由を認識して感情が出てるみたい。
単純に「確かにあいつ格好いいもんな~!」とか「俺もモテたいのに悔しい!」とかね。
男ウケと女ウケ、両者それぞれで差が生まれるのは思考の順番が違うから、というわけだ。
男女の考え方の違いを埋めるには
誰もが1度はモテたいと思ったことがあるよね。
けれど、女心は難しいとか男子ってどうして〇〇なの!?といった男女間での違いも、きっと誰もが感じてる。
今回の記事で解説してきたように、考え方の違いはお互いを理解したいときに立ちはだかる壁だ。
だからモテって難しい。
はっきりとした正解があるわけでもないから、モテるための情報が巷には溢れているし、みんな試しながら正解を探る。
少しでもこの考え方の違いによる壁を低くするには、歩み寄る意識が大切。
男子はこうだから、女子はこうだからって言いがちだし、確かにその傾向はあれど、お互いを理解しようと歩み寄れる人はモテる!
でもはっきり言ってこれはすごく難しい。
恋愛には下心がつきもので、人は自分本位で動いてしまうし、歩み寄っているつもりでも距離感を間違えると土足で踏み入ってしまうことになりかねない。
男女である以前に、人と人。
人に歩み寄れる人って魅力的だし尊敬できるよね。
モテってきっとそういう人として基本だけれど、成せる人はなかなかいない、というところにあるんじゃないかな。
だからこそ、モテる!!!
君たちがモテへの一歩を踏み出せますように
恋愛初心者の君たちに贈る女性目線の恋愛指南シリーズ、”オタク君を好きになった。”最終回はどうだったかな?
恋愛初心者の君たちに、実際に決して恋愛が得意とはいえない男子、オタク君と付き合うことを決めたわたしのリアルな声を届けてきたわけだけど、少しでも君たちがモテへの一歩を踏み出す手伝いができていたら嬉しい!
恋愛って楽しいものだから、諦めるなんてもったいない。
君たちにだってチャンスはある。
世の中には君たちが出会ったことのないたくさんの女性がいるけれど、ただ待っていたって出会えるわけじゃない。
ほんの少し勇気を出して、何回でも言葉を交わしてほしい。
Saraはずっと応援してます!