【コム・デ・ギャルソン】日本のプレタポルテブランド。
コム・デ・ギャルソンを知っていますか?
コム・デ・ギャルソンは、日本のファッションデザイナーである川久保玲が1969年に設立したブランドです。 「COMME des GARÇONS」とは、フランス語で「少年の持つ冒険心」を意味しています。 街で着ている人を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか? 今回は、そんなギャルソンを紹介していきます!
ギャルソン デザイナー、川久保玲
川久保玲は、株式会社コムデギャルソンの創業者にして設立から現在に至るまで代表取締役社長を務めるオーナーデザイナーです。 1942年東京生まれの彼女は、慶應義塾大学を卒業した後、旭化成に入社します。 その後、3年で退職し、フリーランスのスタイリストに。 それから、30歳のときに株式会社コムデギャルソンを立ち上げます。 「服だけではなく、売り場も会社もデザインする。 店でしか感じられない臨場感を大切にし、店という空間に来ていただき、そこでしか感じられない臨場感を持って服を手にとってもらいたい。 ドキドキして様々な感覚を体験できる店にしたい。」 ネットにはない価値を提供することに取り組み、国内で185店を出店しています。
手掛けるブランド
コムデギャルソン社で川久保玲が手がけるブランドは複数あります。今回はその中でも主なブランドを紹介していきます。
●COMME desGARÇONS
会社を牽引する柱となるブランド。 強くて新しいもの、かっこいいと感じるものをつくるという姿勢を打ち出しています。
●COMME des GARÇONS COMME des GARÇONS
通称コムコムと呼ばれ、1993年に立ち上げたブランドです。 ベーシックともいえるスタイルを多彩に提案し続けるブランドです。
●COMME des GARCONS SHIRT
1988年に創設。ひとつのアイテムによって成立するブランドラインでしたが、ビジネス戦略から、パンツ、ジャケット、靴、バッグまでアイテムの展開を広げています。 素材の特性や産地固有の素材を生かした生産国の異なるアイテムもあります(トルコや中国など)。
●PLAY COMME des GARÇONS
2002年に立ち上げられたブランド。 半袖と長袖の丸首Tシャツ等を中心に、あくまでも「デザインしないこと」がコンセプトの、コムデギャルソン初のワンポイントプランドです。 ギャルソンの中では比較的安価なこともあり、広く着られています。
●COMME des GARCONS HOMME PLUS
1984年創設、プリュスと呼ばれています。 メンズの基本を押さえながら既存のものにとらわれない遊び心にあふれたデザインが特徴です。
●COMME des GARCONS HOMME DEUX
1987年に立ち上げられ、「日本製の日本人のためのビジネススーツ」としてビジネスマン向けのブランドとしてスタートしました。 スーツを中心に、ネクタイ、Yシャツなどを展開しています。
おまけ
「Coca-Cola×PLAY COMME des GARÇONS」
実際の発売はないようですが、ニューヨーク『パーソンズ・スクール オブ デザイン』の学生がデザインしたものらしいです。 もし発売されたら買ってみたいですね。