「アレキサンドロス?」
「アレクサンドロス?」
Boy.読者の皆様こんばんは。
今宵は、今やフェス常連のロックバンド「アレキサンドロス」を味わおう。
Alexandros(アレキサンドロス)
[Alexandros](アレキサンドロス)は、卓越したセンスと実力を兼ね備えた日本のロックバンド。
正しくはアレキサンドロスと読むが、アレクサンドロスと誤認している人も多い。
(公式HP等にはアレキサンドロスとの表記がある)
改名、デビュー。様々な苦難を乗り越えていくなかで、浮かび上がる3つの「カギ」。
動画を織り交ぜ、3つのKey(視点)からアレキサンドロス成功の秘訣を考察してみる。
こういう視点で音楽を見るのも面白い、という提案も兼ねて。
“[Alexandros](アレキサンドロス)は、日本の4人組ロックバンドである。2014年までUK.PROJECT傘下のRX-RECORDS所属。2015年よりUNIVERSAL MUSIC JAPANのUNIVERSAL Jに所属。
2014年3月までのバンド名は[Champagne](シャンペイン)。”
(15/12/29追記)COUNT DOWN JAPAN 15/16も大盛況!
年末の恒例イベント、COUNTDOWN JAPANに出演!
ベース磯辺の誕生日を拍手で祝うシーンも見られ、新たなスタートを感じられるステージとなった。
セットリスト | |
1 | Adventure |
2 | Waitress, Waitress! |
3 | Girl A |
4 | Run Away |
5 | Famous Day |
6 | Kick & Spin |
7 | starrrrrrr |
8 | ワタリドリ |
9 | 年末ソング(替え歌幕張Ver.) |
10 | city |
11 | Dracula La |
Key1 [Alexandros]が放つバンドの世界観
[Alexandros]はどんな世界観を描き出すバンドなのか?
ここから[Alexandros]の人気の秘訣を探ってみよう。
おすすめの楽曲を探している方は、ぜひここから広げていってほしい。
また、MV終了後に付いているおまけオフショットも面白いのでチェックしてみよう。
これが[Alexandros]!バンドまるわかりMV10選
01 ワタリドリ
#綺麗 #前向き #まっすぐ #未来
5thアルバム”ALXD”の一曲目を飾る「ワタリドリ」。
[Champagne]から[Alexandros]にバンド名を改名後初のアルバムに収録。
“渡り鳥のように今 群れをなして
大それた四重奏を 奏で終える日まで”
バンドの輝かしい未来を願う曲とも取れそうな一曲。
鳥が羽ばたくような前向きな世界に注目だ。
収録後メモ:川上が消滅!「洋平ぇぇえええ!!」
02 starrrrrrr feat. GEROCK
#爽快感 #広がり #弾ける #強さ
ボーカルの川上洋平イチオシの一曲(ラジオ本人談)。
ゲロルシュタイナーの炭酸水が弾けるような気持ち良さ。
“彷徨って 途方に暮れにたって
また明日には 新しい方角へ”
ちなみにGEROCKとは、炭酸水がシュワる音と、
ロックミュージックを融合させるというユニークなプロジェクト。
収録後メモ:みんなで、GEROOOOOCK!
03 Run Away
#疾走感 #都会的 #バランス #解放感
[Alexandros]の代表曲の一角をなす楽曲に成長した”Run Away”。
“のらりくらりと「僕」は これから先も生意気で
大声で歌って笑って たまに泣いて”
収録後メモ:マイケル・ジャクソンとスラッシュ(ガンズ・アンドローゼズのギター)
04 Famous Day
#疾走感 #潤い #緩急 #夜
日本語詞と英語詞のバランス、潤いのある曲展開に注目。
“I’ll make my day
I wish I could believe it’s famous day”
収録後メモ:あわあああぁあ(ウォーターハザード)
05 Dracula La
#気だるさ #意地悪 #かわいい #魅惑
いじわるだけどキュートな雰囲気が不思議と心地よい一曲。
“ドラキュラ ドラキュラ あたしの
気持ちを吸って 虜にして”
ドラキュラに魅了されてしまう、打ち込みのリフが光るフレーズと、
気だるさ溢れる、ギターのグリスで緩急のあるフレーズが絡み合う。
収録後メモ:お猿さんのジャングルジム
06 Kick&Spin
#荒削り #刺激的 #ハイ #厚み
荒削りで激しいサウンドが印象的。
川上のハイトーンが反対に厚みを増している。
“夜明け前の時 君は待ってくれた
眩しすぎた街ももう怖くなかった”
収録後メモ:タイトル回収(物理)
07 Waitress, Waitress!
#じれったい #カラフル #急く #ガリガリ
全英語詞で非常に尖っている一曲。息を切らすような忙しさ。
“Until the moon will be killed by the sun
I will be singing right next to your soul”
収録後メモ:朝5時にマイケル・ジャクソン(アアォ)
08 city
#原点 #暖かさ #爽やか #優しさ
[Champagne](現アレキサンドロス)の原点とも言える要素が詰まっている。
“誰よりも光ろうとして
完成を待たずして 僕ら背伸びをするんだ”
収録後メモ:めでたいなの舞
09 Rocknrolla!
#ガレージ #バラエティ #英語 #刺々しい
アメリカかイギリスのガレージ系にいそうな刺々しいナンバー。
時系列順に人生を振り返っている。
“ROCKNROLLA IS GONNA BARK AT YOU YA”
収録後メモ:(何も用意していなかった??)
10 You’re So Sweet & I Love You
#甘さ控えめ #休日 #柔らかい #仲良し
[Alexandros]を聴いていると、自身を表現しているのかな、という感想を持つ。
“Slip inside your soul and then grab and touch
I’m gonna entertain this night”
収録後メモ:「レモン絞っていいですか?」の件
[Alexandros]というバンドの世界観
#英語 詞と日本語詞もそうだが、非常に #バランス の取れたバンドである。
基本的に #綺麗 で #まっすぐ#前向き な曲が多い。
#荒削り で #刺激的 な一面もあるが、#爽快感 や #広がり、#潤い が心地よい。
<次のKey>[Alexandros]が売れるポイントとは??
Key2 [Alexandros]の人気と要素
川上洋平率いる[Alexandros]は、どんな要素を持っており、
どんな挑戦をしているのか。深く掘り下げてみよう。
[Alexandros]のグローバル契約
2014年にユニバーサルミュージックと契約。世界に音楽を届けられる基盤が整った。
そして2015年夏。オーストラリアの公共放送局「SBS」のpop asiaのコーナーで、毎週レギュラー番組を担当。
ボーカルの川上洋平とベースの磯部寛之がパーソナリティーを務める。
彼らの語学力が大きな武器となり、世界へ羽ばたくための助けとなるだろう。
バランスの取れた英語詞と日本語詞
[Alexandros]の魅力を語る上で欠かせないのが、英語詞の存在感だ。
ボーカルの川上洋平は帰国子女でバイリンガルである。
日本の邦ロックバンドとしては、流暢でなめらかな英語詞は貴重。
かといって耳障りになるようなこともない、あくまで邦楽として聴けるバランス感覚がある。
[Alexandros]の立ち位置を一つ突出したものとするのに大きく貢献しているだろう。
「かっこいい」川上洋平
バンドの花形「ボーカル」。おしゃれでかっこいいと川上は音楽以外でも注目を浴びる。
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毛の流れが美しい。ボブスタイル。
スーツも着ちゃう。
どうして浴衣男子って見るとときめくんだろう!
特に、川上洋平の浴衣とか川上洋平の浴衣とか川上洋平の浴衣とか!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/1sDYM6BWot— [イチゴ大福]目指せ低浮上 (@alxd_daihuku) 2016年8月7日
控え室ですらイケメン
好きなブランドはリチウムオム。黒でスタイリッシュに決める川上。
<最後のKey>[Alexandros]、3つの「性」
Key3 [Alexandros]、3つの「性」
最後は、音楽性・方向性・成長性について考える。
ひたむきに音楽に向き合っている彼らであるが、世間の目を一切排除はできない。
そういった問題にも踏み込んで考えてみよう。
「音楽性」洋楽邦楽どっちつかずのバンド?
アレクサンドロスのバンドサウンドは、英語詞と日本語詞の調和が美しく心地いのが魅力。
しかし、結局のところそれは邦ロックなのか?
グローバル契約を交わし、世界に着々とフィールドを広げているが、
そうなると「洋楽邦楽どっちつかずになるのでないか」との疑問もうなずける。
とは言っても、そう思う理由というのは、川上の流暢な英語にある。
幼少期英語圏に住んでいた経験を持つ川上。
自然に英語を使いこなしているからこそ、掲題の疑問が生じるのだ。
なので、この議論をしたところであまり価値はなさそうだ。
ただし忘れてはならないのは、「洋楽に寄せる」バンドにはなってほしくないということ。
あくまで活動拠点は日本なのだから、「日本発」のバンド[Alexandros]として活躍してもらいたい。
「方向性」流行り廃りとバンド
今後益々活動範囲も活動規模も拡大していくと予想される[Alexandros]。
しっかりとした方向性をリスナー側も覚悟しておくべきだ。
バンドの花形、アイコンとも言えるボーカルの存在感は大きい。
アレクサンドロスのボーカルの川上洋平も、
男子女子ともに非常に大きな支持を得ているようだ。
ともすると、メディア露出の度合いによっても人気が左右される可能性がある。
コンテンツの流行り廃りの期間が短い現在、若年層は飽きやすい傾向にあるのかもしれない。
ファンやメディア露出による人気に左右され不遇にならぬような活動を期待せざるを得ない。
川上は「現時点で世界一。あとはそれを証明するのみ。」旨の発言をしており、
その信念さえ曲げなければ、掲題の件ももはや議論の価値はない。
「成長性」プログレに走る可能性はあるのか?
バンドが成長するにつれて、音楽性も成長していく。
人気が出てくると、複雑なパターンやフレーズを多用し、プログレ寄りになっていくバンドがある。
やりたい音楽に寄せていくのか、現状を維持するのか。注目。
[Alexandros]の場合は、一つ抜けた(秀でた)存在感を放つ、ある種異端児的存在だ。
現時点で、アグレッシブな曲調にシフトしている傾向があるものの、
大枠や軸の部分はそんなにぶれていない。
Key1で紹介したMV10選では、[Alexandros]時代と[Champagne]時代の曲を混ぜて紹介した。
変化は見られるが、世界観に崩れはない。
[Alexandros]というバンドを味わう
いかがだっただろうか。
きっとこれからも邦ロックシーンで活躍するであろう[Alexandros]。
そんな彼らの世界を余すことなく味わってほしい。
アルバムの曲解説など、川上が音楽に込める想いを熱く、
たまに緩く綴っていくブログ。
オフショットにも注目。
◆The J-Rock Sessions with [Alexandros]
オーストラリアで放送されたラジオ番組のアーカイブが視聴可能。
◆Google Play Music [Alexandros]アーティストページ
Google Play Musicでの配信が決定。
この機会にGoogle Play Musicをためしてみよう。
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