《現代男子の80%が読む》マンガ『キングダム』のあらすじ・名シーン
ランキング常連!最多出場の面白いマンガ『キングダム』
「キングダム」というマンガをご存知ですか?
ワンピースにナルト、今や日本を代表するカルチャーとなるマンガ。
もはやマンガがありあまるこのご時世には、面白いマンガをランキング形式で紹介する記事やテレビ番組をよく目にします。
そんなランキングに、常に顔を出すマンガが『キングダム』。
あの『アメト—ク』にて、キングダム芸人の回が生まれるほどの人気っぷり。
キングダム新刊が最初からクライマックスすぎて涙がとまらない
— 壁 (@koshouga) 2015, 10月 21
キングダムにはまってしまった。一巻読み始めたら、もうとまらない。 — nami (@name_core) 2015, 8月 15
今、真剣にキングダム集め始めてしまおうか悩んでいる、、、、、、、。最初あんなに気持ち悪くて引いてた王騎だけど、既に圧倒的なカリスマ性に惚れ惚れしている。。。。。アメトーク芸人で言ってた通りだ、、、、これはもうとまらないかもしれない、、、(;つД`) — ヒトミ (@fu1103fu) 2015, 7月 20
キングダムの面白さは異常。そして39巻と40巻の昌平君のカッコ良さも異常。
— OooDa (@OooDa) 2015, 10月 19
読みだしたら止まらないと話題のキングダムを名シーンとともにご紹介します!
『キングダム』あらすじ紹介
「俺たちは天下最強の大将軍になる!」
時は紀元前245年。場所は中国。
当時、大戦争時代「春秋戦国時代」にあった秦。
これは、その秦が中国を統一したときの実話を元にされたお話。
階級社会が根付き、奴隷がいることは珍しくないこの時代に、大出世を目論む二人の奴隷少年と、敵国に置き去りにされ、自らの復権と中華統一を目指す王子の2人が主人公。
同じ家族の奴隷である信(シン)と漂(ヒョウ)は、暇を見つけては戦闘の修行に明け暮れていた。
そんな二人のもとに、秦国の王宮に侍る大臣が歩み寄り、漂だけ王宮で働くように指示する。
突然の依頼に困惑するも、漂は奴隷という身分から一足先に逃れ、王宮へと向かった。
ある夜、信は外の気配に気づき、ドアを開けると、そこには腹を切られた漂の姿が。
「これをお前に渡しに来たんだ。今すぐ行ってくれ。いいな、託したぞ!」
そこにはなぜか漂とそっくりな秦の王子、政(セイ)の姿が。。。
奴隷、信と王子、政の壮大な人生の幕開けである—。
面白さの秘訣は?
「キングダムの面白さはなんなのか?」「どこが面白いの?」
そんな声にお答えして、キングダムの面白さを解説!
主人公2人の法則
出典元 xn--68jzai5d0sygua0640ir0qap1nm37f.xyz
昨今ようやく熱りが冷めてきた『アナと雪の女王』をはじめ、大ヒットを記録したNHKの朝の連続テレビ小説『あまちゃん』然り、主人公が必ずしも一人ではない作品が注目されました!
なぜ主人公2人が人気になるのか?
アナと雪の女王を例にとってみるとよくわかります。
自分をしっかりと持った意思の固い雪の女王ことエルサは、お城のなかで隠れて暮らすことに退屈し飛び出すのに対し、少し内気なアナはお城のなかに残ります。
この二人の主人公のどちらの気持ちも理解できてしまう。その複雑な心を幅広く捉えることができるのです。
キングダムでいうと、戦争で活躍して大将軍になることを夢見る信と、政治の世界で中華統一をめざす政(セイ)に当てはまります。
“武”と”智”。相反する戦いがまた読者を飽きさせないハラハラの展開をみせてくれます。
男の野心をくすぐるストーリー
ワンピースの海賊王、ナルトの火影。
キングダムでは大将軍と中華統一の王。
実現が不可能に近い目標、野望を追いかける確固たる決意。そのなかで味わう挫折、這い上がる努力と仲間の絆。
マンガだからこそ描ける壮大な物語がそこにはあります。
ここ数年で人気マンガの実写映画化もされていますが、必ず原作のイメージとの調和が危惧されます。それほど、マンガならではの世界観は不可侵の領域。
強敵に立ち向かう主人公たちの姿に、熱いものが込み上げてくるはず!
真剣な中に織り混ざるユーモア
ただただ真面目に夢に向かって走り続けるだけでは、どうしても淡白な印象を受け、マンネリ化の促進になりかねません。
一定の人気を得る作品は、どれも程よくギャグが入ってきたり、面白キャラがいたりします。
真面目だけでは飽きてしまうのが現実。時には笑いも必要です。
キングダムでもしっかりと面白キャラから、ちょっとしたユーモアまで、程よく「笑い」の要素が織り混ぜられています。
マンガだからこそ描けるリアル
ワンピースのわちゃわちゃした戦争とは違い、キングダムでは当時の戦争の様子がリアルに描かれています。
具体的な隊の統率の仕方。一歩兵と将軍との距離感。昇級の仕組み。兵の募り方。政治の駆け引き。などなど、他のマンガや映画ではなかなか描かれない具体的な生活の様子が伺えるのです。
この「具体性」「リアル」もまた、面白さの一つと言えるでしょう!
ちなみに、主人公の信が夢の天下一の大将軍になった姿はすでに描かれています(笑)
マンガキングダムの第1巻の冒頭で。
先にゴールを見せる。あまりにもぶっ飛んだ構成で、気づかない読者も多いです!(笑)
次項ではいよいよ、そんなキングダムの名シーンをご紹介!
ネタバレを含みますので、マンガをゼロから楽しみたい方は要注意です。
キングダム名シーンまとめ
ー素質はありますよ、童信
信の目指す天下の大将軍という位。その地位に座す王騎。
一時期は不気味な存在だった王騎も、いつしか信が尊敬する人物となる。そんな王騎の死はその直後。読者のだれもが、まさか死ぬとはおもってなかったでしょう。
ー最後まで戦うぞ、秦の子らよ!
秦vs中華の連合軍。 もはやリンチのような状況下で、王子の政はあろうことか戦争の最前線に赴き、民兵を奮い立たせるべく叫びます。結果は勝利。政の器の大きさが描かれた1シーン。
ーおれはお前の剣だ
政と信の対話。夢があまりにも大きすぎて、壁がいくつもあって、少しだけネガティヴになっている政を、信は奮起させます。
ー火を絶やすな!
将軍といえども、そのタイプは千差万別。戦場の最前線にいながら、戦争を理詰めでなく直感で展開する本能型へと傾倒を始める信。
ーこれ(貨幣)こそ人の歴史における最大の発明にして発見
中華統一をを目指す政だが、まずは秦の政権を握らなけらばならない。そこに立ちはだかるのが呂不韋。一商人から文官へと登りつめた強者。そんな呂不韋と政の直接対決のシーン。ちなみに、一年を12の月に分ける仕組みを作ったのはこの呂不韋です。
ー礼を言うぜ、昌平君
同じ秦国の人間とはいえ、政や信と対立する呂不韋派であった、軍総司令官の昌平君。秦の覇権をめぐる最終戦で、まさかの寝返りをみせ、無事政は秦の正式な大王となった。
ーなんだ、あれは?
秦vs中華連合軍。秦が追い詰められ、絶体絶命のピンチに現れたのがこの山の民。いわゆる山賊です。秦の王、政と山の民の王との絆に思わずテンションがあがる1シーン。
山賊の王が実はこんなに美人というギャップ。キングダムは予定調和を崩しまくります(笑)
「キングダム」をぜひ一読あれ!
キングダムの面白さが伝わりましたか?
ここには載せきれない面白要素、面白シーンはまだまだいっぱい!
なんか面白いマンガないかなー。なんて思ってる読者にはとくにおすすめです!