【インスタグラマーと、服。】No.07:樫尾 篤紀

instagrammer | 2017.7.13

いま、世の中でホットなワード「インスタグラマー」。トレンドを先駆けて取り入れ、自分なりのこだわりもプラスして日々を楽しむ。そんな彼らのライフスタイルが詰まった投稿は、日本の男の子たちが参考にできるものばかり。

でも僕たちは思った。インスタグラムだけじゃ分からない彼らの魅力って、たくさんあるんじゃないの? そんな1つの疑問から生まれたのが、今回の企画「インスタグラマーと、服」。

彼らなりの「服」や「ライフスタイル」に対する姿勢。いま何を考えているのか。次に何が来ると予想しているのか。インタビューを通して、彼らの魅力に迫ります。

第7弾は、高知県出身の樫尾 篤紀(カシオ アツキ)さん。インスタグラムのフォロワー数は6万人を誇り、僕らインスタ世代のシティーボーイが一番憧れる存在といってもいいはず。今回はそんな彼の魅力に迫ってきました。

 

 

——本日はよろしくお願いします。まず最初に、普段はどんな活動をされていますか?

 

神戸の大学に通う大学生です。

 

——僕たち自身、樫尾さんは気づいたら東京にいたり、関西にいたりという印象です。

 

よく言われます(笑)。自分は法学部に所属してて授業が週に4回あるので、授業があるときは関西、土日で仕事をいただいたときに東京に来るって感じですね。

 

 

 

——サークル活動等はされてるんですか?

 

サークルには入ってないです。神戸にある『nomad(ノマド)』っていうセレクトショップで働いてます。

 

——ノマドの特徴は?

 

ドメスティック・インポート問わずブランドのアイテムがあるのに加えて、ヴィンテージのスニーカーなども置いてます。ミックスしてモノを置いてるんで、様々な視点で服を組み合わせることができるんですよ。

「カッコいいかどうか」をセレクトの大事なポイントにしていて、僕はその点でカッコいいアイテムばかりだと思ってるのでおすすめしたいです。来てもらいたいっていう気持ちももちろんあってなんですけど(笑)

 

 

nomad &502さん(@nomad_kobe)がシェアした投稿

 

——東京にはノマドと似たようなお店はありましたか?

 

まだ見つけられてないですね。東京に来たときは撮影だけしてトンボ帰りっていうことが多いので。あとは神戸にも古着屋は多いので、そこで済ませることが多いのも関係あるのかなと思います。

 

 

 

——2017-18のawはどのようなスタイリングをしようと考えていますか? 特に狙っているブランド、アイテムなどありましたら教えてください。

去年はロングコートを着ることが多かったので、17-18awはショートアウターを使ったスタイリングをしようと考えてます。ショートアウターもレザーのモノやスポーティーなアイテムを着ようと思います。
どのブランドを買うかは特に決めてないんですけど、アンユーズドは買おうと思います。

——好きなブランドは?

『UNUSED(アンユーズド)』、『crepscule(クレプスキュール)』、『Hender Scheme(エンダースキーマ)』、『AUGUSTE PRESENTATION(オーガスト プレゼンテーション)』です。

——4つのブランドに共通する良さってなんでしょうか?

シンプルでありそうにないデザインだったり、数年経っても着つづけられるところが共通する良さだと思いますね。

 

——樫尾さんが服を好きになったきっかけってなんでしょう?

 

僕はわりと最近で、大学に入ってからです。最初は『RAGE BLUE(レイジ ブルー)』とか大学生に人気のところから入りました。高知にレイジブルーはなかったので、神戸に来たときは「え、あるやん!」って(笑)

レイジブルーの隣に『HARE(ハレ)』があって、そこでも「すげぇ…」ってなってましたね(笑)。最初はそんな感じで服を買ってたんですけど、大学で似たような格好の人を見かけることが多くて。

量産型だな、なんか面白味ないなあって思って。そのタイミングで古着とか、いろんな服に興味を持つようになりました。

それでちょうど大学1年生の終わりかけにアーバンリサーチにアルバイトとして入ったんですけど、その店舗にいた先輩がすごくおしゃれだったんです。

ドメブラ・インポート関係なしにいろんな服を着こなしていて、それでずっと服について話してたら一緒に買い物に行こうと誘ってくれて。自分の知らない店に行ったら、めっちゃカッコいいやんって刺激を受けて。

別の先輩でも、インスタに20歳までにメンズノンノに載ることができて嬉しかったって書いてて、そのとき初めてメンズノンノを読んで、20歳までに誌面に載ることを目標に自分もがんばりました。

先輩のおかげで、服が好きになったと思います。

 

 

 

——好きになるきっかけとなったアイテムはありますか?

 

先輩の着ていた『JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)』のライダースです。めちゃくちゃカッコよく着ていて。

サリバンのライダースに『THE SAKAKI(ザ サカキ)』のワイドパンツを合わせていて、めっちゃかっこええわあって服に魅了されたんですよね。それで、最初に服を買いに連れて行ってもらったのがいま働いているノマドなんですよ。

そこにサカキが売ってて。買っちゃいました(笑)

 

 

 

——アイテムを選ぶときにこだわっていることは?

できるだけワンサイズ、ツーサイズ大きいモノを選んでいます。一番こだわっているのは、パンツの丈をすべて総丈が93cmに裾直しして統一しています。自分的にはちょうどバランスが良く見えるんですよね。

あとはハズしの意味でくるぶしのソックスを見せたいなって思ったんです。それでバランスのいい丈感を探してて、試行錯誤して、ココだ! っていう丈感を見つけました。

 

 

——樫尾さんおすすめの古着屋を教えてください!

 

『SIKAMIKANICO(シカミカニコ)』っていう神戸の古着屋なんですけど、前に装苑に出てたキョウカさんが一度企画でそこに行ったらしいんですよ。

それで火がついて、ガラモノだったり派手なモノが多いんですけど、そのなかにあるシンプルなモノがすごいカッコよくて、スタッフのおじちゃんも面白いんでめっちゃおすすめですね。

 

——メンズも置いてある?

 

メンズ・レディースどちらも置いてます。メンズはアメリカのデッドストックだったりヨーロッパのやつだったりが置いてあるんですけど、レディースは『zucca(ズッカ)』とか面白いモノが多いですね。

 

 

——いまは古着を中心とした格好が多いと思うのですが、違う系統にも挑戦してみたいなとは思いますか?

 

思いますね。ブランドではないんですけど、上杉 柊平さんのようなコーディネートをマネしたいと思ってます。ちょっと柄を取り入れたファッションに挑戦してみたいです。装苑男子みたいな服装をしたいんですけど、私服ではまだちょっと。今後できたらなぁとは思ってます。

 

 

——樫尾さんが考える、今後来るだろうなと思うブランドを教えてください!

 

僕が働くノマドで扱っている、『NEAT(ニート)』というスラックスのブランドです。

アイウェアブランドの『ayame(アヤメ)』の方がデザイナーなんですけど、スラックスとオーバーオールしか作ってなくて。タックがきれいに入っていて、すごいカッコいいんで。近いうちに流行ると思ってます。

 

——太めのスラックスがおおい?

 

そうですね。イメージは『COMOLI(コモリ)』に近いです。取り扱っているところも限られてて。このブランド目当てで遠方から僕の店に買いに来る人がいるぐらいです。徐々に人気がついてきてるかなあって。

 

——最後に。樫尾さんが考える「カッコイイ」って、なんですか?

紳士的で、自分のことより他人のことを優先して考え行動することが「カッコイイ」なと思います。簡単なようで簡単じゃないことで、そんな大人の方と一緒に働くと仕事が楽しいし、頼りがいのある人になると思うからです。

 

編集後記

昨今創出された”インスタグラマー”という新たな枠組みのなかで、我々インスタ世代に一番といっていいほどの人気を持つのが樫尾 篤紀さんではないでしょうか。メンズノンノの誌面はもちろんメディア界隈でも引っ張りだこの彼。

取材中は終始気さくな雰囲気で、私たちの質問にも、質問内容にだけ答えるのではなくそこに付随して多くの話をしてくれたことが印象的でした。

いまやインスタグラムでフォロワー数約6万人を誇る彼も、服への最初の入り口は私たちと同じ。量産型の大学生になるのが嫌で、たくさんの服を着て、自分なりのおしゃれを確立した。その努力が認められ、いまの彼がいます。

おしゃれをしたい、ただ大衆に迎合したくはないとい方、ぜひ参考にしてみてください。

樫尾さんのインスタグラム

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